Open Nav
  1. TOPページ
  2. 【10%OFFキャンペーン開催中!】動物病院のためのがん化学療法実践マニュアル

【10%OFFキャンペーン開催中!】動物病院のためのがん化学療法実践マニュアル
《10003842》


販売価格: ¥ 6,930円(税込)


世界最先端の動物がんセンターの先進的メソッドを詳述!

2024年3月「世界獣医がん学会2024東京」開催記念!
がん・腫瘍系関連書籍10%OFFキャンペーン実施中
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
定価:7,700円(税込)
キャンペーン特価:6,930円(税込)
※2024年5月末日まで

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

その他の対象商品を見る


■ 小動物臨床における がん化学療法の“きわめて実践的な手引書”!
■“ 世界屈指の伴侶動物がん診療施設”米国・コロラド州立大学動物がんセンターの経験
豊富な獣医師を中心としたチームが執筆!
■ 「薬剤の取り扱い方と投与手順」「副作用の管理方法」から「飼い主に対する説明の仕方」に至るまで広く解説!
■ 薬剤については、現在、わが国で発売中の主な商品名を併記!

【編著者より日本の先生へ】
 本書を、日本の皆様に読んでいただくことができて、とても光栄です。本書は米国の読者向けに書かれていますが、内容のほぼすべてが、あらゆる国の獣医療チームにおいても、直接的に役立つものと私は思っています。
 獣医師ならびに動物病院スタッフの皆様が、患者とご自身のため、がん治療を安全かつ有効に実践するために、ささやかなこの本が貢献できることを心より願っています。
Douglas H. Thamm

【監訳者より】
 わが国において、“動物医療におけるがん化学療法”についての“詳細な実践的手引書”は、現状ではまだ、ほぼ皆無です。伴侶動物のがんに対する化学療法薬の取り扱い、調合および廃棄方法、動物と人の安全対策についても、知識では理解できていても、実際には忠実に励行できていないケースも多いようです。
 本書は、これらの“日常的な実践的な手順方法”について丁寧に解説。加えて“飼い主に対する精神的な支援方法”にも言及しています。
監訳者序文より抜粋・改変


原編者による序文・謝辞/原編者からのメッセージ~日本語版刊行によせて~/監訳者による序文/原編者・原著者紹介/監訳者・訳者紹介

1 動物のがんとその治療 〈よく尋ねられる質問〉への答え方
KEY POINTS/はじめに
全般的な質問・治療前診断・がんのステージ (病期)について
がんの外科手術について
化学療法について
放射線治療について
おわりに

2 がんの基礎知識
KEY POINTS/はじめに
腫瘍とがん
多段階発がん
転移
がんの分類
 癌腫/肉腫/造血器腫瘍/
グレードとステージ
 グレード/ステージ
おわりに
多段階発がんに至るまでの基本的な3段階
転移カスケードの全7段階

3 化学療法薬の投与準備
KEY POINTS/はじめに
薬の準備
器具と消耗品類
 標準作業手順(SOP)マニュアル/個人用防護具(PPE)/調剤に使用する消耗品類
作業空間の準備
 化学療法漏出処理キット
薬剤の投与
 体表面積
備品と消耗品類
 カテーテルの決定/化学療法薬の投与に必要な消耗品類
作業空間の準備
おわりに
薬剤投与時に患者を守るための手順/体重(kg)から体表面積(m2)への換算表

4 化学療法患者の評価
KEY POINTS/はじめに
病歴聴取にあたって
病歴聴取の導入部
病歴聴取における質問方法
病歴聴取項目
身体検査
 TPR <体温・脈拍数・呼吸数>/体重/腫瘍の測定
臨床検査
 全血球算定(CBC)/血清生化学検査と尿検査
画像検査
 X 線検査/超音波検査/コンピュータ断層撮影(CT) ならびに 磁気共鳴画像診断(MRI)
治療に対する腫瘍反応の評価
 完全寛解(CR)/部分寛解(PR)/安定病変(SD)/進行病変(PD)
がん患者の再診時に有用な病歴記載用紙(例)/犬と猫の体温・脈拍数・呼吸数の正常値/腫瘍用身体マップ

5 化学療法薬の取り扱い・安全性・廃棄
KEY POINTS/はじめに
標準作業手順(SOP)マニュアル
調剤薬
保管
曝露の制限
安全な調剤作業
 「閉鎖式薬物注入装置」/「封じ込め投薬システム」
安全な薬剤投与
安全な廃棄物処分
廃棄物の取り扱い基準
一般的な標準作業手順(SOP)マニュアル(例)

6 化学療法薬の投与手順
KEY POINTS/はじめに
患者の迎え入れ
治療前の検査
化学療法のための保定
薬剤の投与
 経口化学療法/静脈内化学療法/皮下・筋肉内化学療法/
化学療法フローシート
 追補
化学療法フローシート(例)/治療後に飼い主へ渡すメモ(治療後の指示書)(例)

7 化学療法薬の概要
KEY POINTS/はじめに
アクチノマイシンD(ダクチノマイシン)
L -アスパラギナーゼ
カルボプラチン
クロラムブシル
シスプラチン
シクロホスファミド
シタラビン(シトシンアラビノシド)
ドキソルビシン(アドリアマイシン)
ロムスチン
メルファラン
ミトキサントロン
ビンブラスチン
ビンクリスチン

8 化学療法が起こす副作用の管理
KEY POINTS/はじめに
飼い主へ伝えること
化学療法における副作用の発生要因
過敏症(アレルギー反応)
漏出
消化管傷害
 主訴/病歴/治療
好中球減少症と敗血症
 主訴/病歴/診断/治療
急性腫瘍崩壊症候群
過敏症の治療用薬剤とその投与量・投与経路/胃腸に関連してみられる徴候/化学療法についての「飼い主向け冊子」(例)

9 飼い主との思いやりのあるコミュニケーション
KEY POINTS/はじめに
深い悲しみにくれる飼い主
深い悲しみを乗り越えるには
子どもにとっての深い悲しみ
 1~2歳/2~6歳/6~12歳/13~19歳/
飼い主を支援する方法
 言葉によらないコミュニケーション/共感/振り返り/自己開示
ペットの“生活の質”の決め方
“最期のとき”を迎えるための決意
ペットの病気と死を、子どもに覚悟させるとき
ペット亡き後の、飼い主との意思疎通
看護の代償
チームを管理する方法
自己を管理する方法
ウィリアム・ワーデンによる「哀悼に伴う4つの課題」/お悔やみの手紙(例)/
用語解説
索引


編著者:Douglas H.Thamm,Kenneth Crump
監訳者:丸尾幸嗣
サイズ:B5判 並製本 170頁
発行年月日:2013年9月1日
ISBN:978-4-89995-785-0