Open Nav
  1. TOPページ
  2. 動画でみる 猫の尿管ステント留置術の実際

動画でみる 猫の尿管ステント留置術の実際
《20100223》


販売価格: ¥ 10,780円(税込)


猫の尿管ステント留置術を、動画と冊子で解説!

ダブルピックテールカテーテルを尿管に挿入・留置する
尿管閉塞の治療手技の実践法を動画で解説
猫の尿管閉塞は増加傾向にあり,透析導入される急性尿毒症の37%は尿管閉塞が原因であるとの報告もあります。尿管閉塞による尿毒症は,急性腎不全として発症する場合と,慢性腎不全の症例において急性増悪期としてみられる場合があります。
尿管閉塞の原因の多くはシュウ酸カルシウム結石ですが,血液凝塊,炎症産物または組織片が閉塞の原因になることもあります。
尿管閉塞は輸液などの通常の内科療法や,血液透析または腎瘻チューブによる維持療法中に自然に解除されることもありますが,自然に解除されない場合には外科的に閉塞を解除することが必要となります。
しかし,尿管閉塞が解除されても,自然に解除された場合は34%,外科的に解除された場合でも9%の症例が,再閉塞などによって1年以内に死の転機をとるという報告もあります。
この尿管閉塞を尿管にカテーテルを使用して閉塞の解除または予防する手術手技をDVDにて解説します。(前書きより一部抜粋・改変)

解説冊子で基礎情報を確認
冊子(A5判24ページ)は、解剖や必要な器具、X線所見などを解説します。
動画で手術手技を学ぶ
DVD(約38分)は、ドレーピングから切開、閉腹までの手技が、ナレーション付きの動画で収録されています。


目次
●はじめに
●尿管ステント留置術の適応症例
●解剖
●器具
 尿管ステント留置術に必要な外科器具
 尿管ステントとガイドワイヤー
●尿管ステント留置術の概要
●術前準備
●術前のX線検査
●手術手技(動画)
 Chapter1 ドレーピングと皮膚切開
 Chapter2 尿管の分離
 Chapter3 腎表面からのダイレーターカテーテルの挿入
 付録Chapter 近位尿管が蛇行している症例における、尿管の分離とダイレーターカテーテルの挿入
 Chapter4 尿管途中からダイレーターカテーテルを出した場合、それより遠位の尿管へのガイドワイヤーの挿入
 Chapter5 尿管ステントの挿入
 Chapter6 膀胱と尿管切開部との吻合
 Chapter7 ステントのピッグテール部分の腎盂への引き込み
 Chapter8 膀胱側の尿管ステントの切断と収納
 Chapter9 腹腔内洗浄と閉腹
●術後のX線検査
●術後管理


監修:桑原康人(クワハラ動物病院)
出版:エデュワードプレス
サイズ:DVD約38分 解説冊子A5判24頁
発行年月日:2014年4月10日
ISBN:978-4-89995-825-3