Open Nav
  1. TOPページ
  2. 【SOLD OUT】動物の血液検査―信頼性の高いデータを得るための理論と実践―

【SOLD OUT】動物の血液検査―信頼性の高いデータを得るための理論と実践―
《10003868》


販売価格: ¥ 9,900円(税込)


血液検査の精度が高まる!正確な診断・治療につながる!


●動物病院スタッフはもちろん獣医学生にも役立つ内容
原書はアメリカの動物病院スタッフ向けですが、血液学の基礎(赤血球や白血球の機能や異常、免疫や血液凝固のメカニズム等)から生化学検査や細胞診、検査機器の使用法とその原理、日本では獣医師が行う採材の手技などについて、写真や図表を多用して説明。
動物病院スタッフだけでなく獣医学生や臨床経験の浅い獣医師にとっても、知識や技術の再確認に役立つ内容となっています。

●正確な診断・治療につなげるための必須情報が満載
検査のテクニックだけではなく、たとえばその背景にある血液の各成分の働きや特徴、検査機器のメカニズムが説明されており、なぜその検査をするのか、なぜこの点を注意しなくてはいけないのかが理解できます。
このことにより、獣医師や動物病院スタッフ自身の知識やスキルの向上はもとより、検査結果の精度をより高めることになり、正確な診断・適確な治療へとつながることが期待できます。
◆血液の鏡検写真や成分の特徴をとらえたイラスト、検査方法の図解などを多数収載。

◆血液の各成分の働き、止血や造血・免疫のしくみ、検査・分析方法の原理など、血液と血液検査に関する基本理論を、図表を交えて解説。

◆検査や標本作成の方法はもちろん、「検体の取り扱い時に起こりうるエラー」などとして、その原因や予防法にふれたり、失敗例をあげるなど、実践に役立つ情報が満載。

◆各章の最初に「Key Concepts」、最後に「復習問題」を設け、血液学と血液検査のより深い理解と実践技術の体得を促す構成。


■目次

謝辞
監訳者のことば

●第1章 血液検査室の概論
1 血液検査結果の利用とその有用性
2 血液検査結果の限界
3 検査室における安全管理
●第2章 血液の成分
1 血中血球容積(PCV), バフィーコート,血漿
2 血液細胞
●第3章 血液量と失血の影響
1 おおまかな総血液量
2 採血と失血による影響
●第4章 血液の採取と取り扱い
1 静脈穿刺部位
2 採血の器具
3 静脈穿刺の方法
4 抗凝固剤
5 採血の際に起こり得るエラー
●第5章 血液塗抹標本と染色
1 血液塗抹標本の作製方法
2 血液塗抹標本の染色
●第6章 日常的に行う血液検査
1 血中血球容積(PCV)/ヘマトクリット(Hct)
2 赤血球沈降速度(erythrocytesedimentationrate;ESR)
3 ヘモグロビン
4 血漿総蛋白
5 血漿フィブリノーゲン
6 血液塗抹標本の顕微鏡検査(鏡検)
7 白血球分画
8 白血球の絶対数の算出
9 総細胞数
●第7章 自動検査機器と検査の方法
1 血液検査装置と生化学分析装置の概要
2 科学的な化学分析法
3 自動検査装置の利点と欠点
●第8章 白血球の種類と機能
1 白血球の分布と応答
2 好中球
3 好酸球
4 好塩基球
5 リンパ球
6 単球
●第9章 免疫系の概要
1 非特異的免疫
2 特異的(獲得)免疫
3 免疫系の検査
●第10章 赤血球の形態,機能および赤血球恒数
1 赤血球の形態
2 赤血球の機能
3 赤血球恒数
●第11章 赤血球の異常
1 細胞の大きさの変化
2 細胞の形状の変化
3 細胞質の変化と封入体
●第12章 貧血と多血症
1 貧血
2 多血症
●第13章 止血と凝固
1 止血機構
2 止血異常
3 凝固系の検査
●第14章 造血と骨髄検査
1 造血
2 骨髄検査の適応
●第15章 細胞診用検体の採取と取り扱い
1 検体採取
2 検体の評価
3 膣細胞診(膣スメア)

用語集
推奨図書
索引


著:Gregg L. Voigt & Shannon L. Swist
監訳:井手香織(東京農工大学)
出版:エデュワードプレス
B5版 並製本 208頁
発行年月日:2014年8月4日
ISBN:978-4-89995-840-6