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【SOLD OUT】FV21 写真で診る犬と猫の皮膚病診療ガイド
《10004144》


販売価格: ¥ 11,000円(税込)


皮膚病症例に下した推定診断を豊富な写真で確認

「皮膚病学は症状の専門性が最も多岐にわたり,病気はけっして無くなることもなければ治ることもない」(まえがき)といわれるように,臨床家にとっては非常に厄介で長期の治療を必要とすることも多い。治療の入り口である確定診断がその後の治療を定義していく。そこで本書は臨床家の皮膚病診療の指針として役立つよう多数の症例写真を収録し皮膚病治療のガイドとなるよう編集してある。

*代表的な皮膚病の発生機序を13図用い,症例を約500の写真で解説
*皮膚病病態の臨床面をすばやく理解できるような写真を選定
*症状を分類しており病因判定が容易


■本書において、記事中の記述に誤りがありました。
詳細はこちらからご確認お願い申し上げます。


目次
第1章 基本的な皮疹
1. 原発性皮疹
1.1 紅斑
1.2 斑(=しみ)
1.3 丘疹
1.4 プラーク
1.5 膿疱
1.6 水疱
1.7 結節
2. 続発性皮疹
2.1 脱毛症
2.2 鱗屑(落屑)
2.3 痂皮
2.4 毛包円柱
2.5 面皰
2.6 擦過傷
2.7 糜爛と潰瘍
2.8 苔癬化
3. 皮疹の形態

第2章 細菌性皮膚病
1. 表皮性細菌性皮膚病
1.1 間擦疹
1.2 膿外傷性皮膚炎
1.3 細菌増殖性症候群
2. 表層性細菌性皮膚病
2.1 膿痂疹
2.2 皮膚粘膜化膿性皮膚炎
2.3 毛包炎
3. 深層性細菌性皮膚病
3.1 フルンケル症(多発症)
3.2 蜂窩織炎(フレグモーネ)
3.3 膿瘍
4. その他
4.1 中毒性ショック症候群
4.2 ノカルジア症

第3章 真菌性皮膚病
1. 犬小胞子菌Microsporum canisによる皮膚真菌症
2. 石膏状小胞子菌Microsporum gypseumによる皮膚真菌症
3. 毛瘡白癬菌Trichophyton mentagrophytesによる皮膚真菌症
4. マラセチアによる皮膚炎
5. カンジダ症
6 クリプトコッカス症
7. 黒色真菌症
8. アスペルギルス症

第4章 寄生虫性皮膚病
1. ツツガムシ病
2. ミミヒゼンダニ症(耳疥癬)
3. ツメダニ症
4. 毛包虫症
4.1 局所性毛包虫症
4.2 全身性毛包虫症
4.3 猫の毛包虫症
5. ヒゼンダニ症(疥癬)
6. シラミ症
7. ノミ症
8. 蠕虫感染症

第5章 ウイルス性皮膚病と原虫性皮膚病
1. ウイルス性皮膚病
1.1 FeLVに関連した皮膚病
1.2 FIVに関連した皮膚病
1.3 ポックスウイルス感染症
1.4 硬蹠症(ハードパッド)
1.5 ヘルペスウイルス感染症
1.6 ウイルス性乳頭腫症
2. 原虫性皮膚病
2.1 リーシュマニア症

第6章 アレルギー性皮膚炎
1. ノミアレルギー性皮膚炎
2. アトピー性皮膚炎
3. 食物アレルギー性皮膚炎
4. 接触アレルギー性皮膚炎
5. その他のアレルギー性皮膚炎
5.1 ハエ、蚊またはブユの刺咬によるアレルギー
5.2 好酸球性肉芽腫症候群(猫)
5.3 好酸球性フルンケル症(犬)

第7章 自己免疫性または免疫介在性皮膚炎
1. 落葉状天疱瘡
2. 紅斑性天疱瘡
3. 尋常性天疱瘡
4. 水疱性類天疱瘡
5. 皮膚狼瘡
6. 脈管炎
7. Vogt-小柳-原田症候群
8. 円形脱毛症
9. 無菌性化膿性肉芽腫
10. 特発性無菌性足皮下脂肪組織炎
11. 形質細胞性足皮膚炎
12. 若年性蜂窩織炎
13. 肛門周囲瘻

第8章 内分泌性および代謝性皮膚病
1. 甲状腺機能低下症
2. クッシング症候群
3. 性ホルモンに関連した皮膚病
4. 低ソマトトロピン(低成長ホルモン)症
5. 脱毛症X(アロペシア エックス)
6. 肝皮症候群
7. 糖尿病

第9章 後天性脱毛症
1. パターン脱毛症(pattern baldness)
2. 腹壁部の再発性脱毛症
3. 脱落性の脱毛症
4. 注射部位の脱毛症
5. トリミング後の脱毛症
6. 猫の広範性脱毛症
7. 腫瘍随伴性脱毛症
8. 壁在性毛包炎
9. 尾部皮脂腺(violet gland)部位の脱毛症

第10章 遺伝性皮膚病
1. 特発性原発性脂漏症
2. 魚鱗癬
3. ビタミンA反応性皮膚病
4. 亜鉛反応性皮膚病
5. 瘡(アクネ)
6. 皮脂腺炎
7. 鼻端と肉球の角質増多症
8. 水疱性表皮剥離
9. 皮膚筋炎
10. 先天性脱毛症
11. 背部被毛の退色性の脱毛症
12. 耳翼の脱毛症
13. 致死性肢端皮膚炎
14. ムチン沈着症
15. 白斑
16. 特発性鼻色素脱
17. 鼻端の角化症

第11章 環境要因による皮膚病
1. 日光皮膚炎
2. 火傷
3. 凍傷
4. 異物による皮膚炎
5. 座り胼胝(すわりだこ)
6. 石灰沈着症

第12章 新生物と偽新生物
1. 偽新生物
1.1 結節性皮膚線維腫
1.2 ボウエン病
1.3 組織球増多症
2. 表皮由来病変
2.1 乳頭腫(パピローマ)
2.2 類表皮癌
2.3 黒色腫(メラノーマ)
3. 皮膚附属器由来病変
3.1 過誤腫
3.2 毛質性上皮腫
3.3 皮脂腺腫
4. 真皮由来病変
4.1 肥満細胞腫
4.2 肥満細胞症
4.3 線維肉腫
4.4 血管腫/血管肉腫
4.5 リンパ腫
4.6 組織球腫
5. その他
5.1 乳腺癌の皮膚転移


著:Emmanuel Bansignor(ナント獣医大学客員教授,アルフォールト獣医大学客員教授)
訳:早崎峯夫(山口大学名誉教授)
出版:エデュワードプレス
サイズ:A4判 並製本 232頁 オールカラー
発行年月日:2009年12月15日
ISBN:978-4-89995-496-5