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基礎力を重視した、獣医学の標準診療を学ぶ「CLINIC NOTE/クリニックノート」と、応用力を重視した、臨床の選択肢を広げるケーススタディ・マガジン「VETERINARY BOARD/ベテリナリーボード」。それぞれの特性を活かしながら個々に展開してきた EDUWARD Pressの人気雑誌のコラボ特集が2022年9月よりスタートしました!2誌をセットでお読みいただくことで、一次診療の先生方の診療をトータルにサポートいたします。

コラボ特集の活用法をご紹介

救える命をこぼさない!
ここまでは“絶対”に習得したい
エマージェンシーケア

全10疾患の救急疾患を取り上げ、
アプローチ法を解説!

一次診療で遭遇する頻度が多い疾患・病態に対する処置を学ぶ!

ショック
~実践的な診療力で対応する救急診療~

ショックに対する対処法や分類、
処置の概要について実証例で解説!

さまざまなパターンのショックへの対応について、実際の症例をみながら理解を深める!

2誌セットで、基礎から応用まで現場で活かせる
知識を学ぶことができる!

特集連動企画スケジュール大公開!

各号を担当する編集者が、2誌コラボ特集の活用法をご提案します!

2022年9月号

救える命をこぼさない
ここまでは“絶対に”習得したい
エマージェンシーケア

監修:川瀬広大(札幌夜間動物病院)

ショック
~実践的な診療力で
 対応する救急診療~

監修:上田 悠(ノースカロライナ州立大学)

いざというときのための
「救急対応」を完全網羅!

CLINIC NOTEでは、「救える命をこぼさない ここまでは“絶対に”習得したいエマージェンシーケア」を取り上げ、一次診療施設の先生方に向け、「ここまでの救急技術は“絶対に”習得しておいてほしい」内容を解説します。
VETERINARY BOARDでは、「ショック~実践的な診療力で対応する救急診療~」を取り上げ、CLINIC NOTE特集でも解説する「ショック」の部分を抜き出し、症例報告を用いて深掘りします。

コラボ特集の活用法

2誌のコラボ特集では、まずCLINIC NOTEをご参照いただいて、教科書的な“絶対に”習得しておいてほしい「救急治療」について学習していただきます。その次に、VETERINARY BOARDをご参照いただいて、症例報告を通してより実践的な内容を学習いただきたいです。VETERINARY BOARDからご覧になる先生は、ショックの対処法などで迷われた際、基本的な救急治療に関する知識を再確認するためにCLINIC NOTEをご活用いただければと思います。

2022年10月号

体表腫瘤を徹底攻略!
~目に見えるものだから
 しっかり向き合いたい~

監修:金井詠一(麻布大学)

体表にできる
皮膚肥満細胞腫
~高悪性度・低悪性度の対応~

監修:富安博隆(東京大学)

飼い主さんの不安が大きいからこそ
体表腫瘤にしっかり向き合いたい!

10月号では「体表腫瘤(腫瘍)」でコラボします。CLINIC NOTEでは体表腫瘤という幅広いテーマをピックアップし、標準的な診療の流れ、各腫瘤の基礎を解説。
VETERINARY BOARDでは、その中でも一次診療で出会う機会の多い皮膚肥満細胞腫にスポットを当てました。
①CLINIC NOTE:体表腫瘤が認められる症例が来院したときの最初のアプローチや鑑別を重点的に解説します。
②VETERINARY BOARD:皮膚肥満細胞腫について、高悪性度・低悪性度、単発・多発というような複数パターンの症例を用いて実際の診断・治療法を学びます。

コラボ特集の活用法

①で診断をつける前の最初のアプローチ法を学んだ後、②で皮膚肥満細胞腫の症例の複数の病態パターンの診断・治療を学びます。②からご覧になる先生は、皮膚肥満細胞腫の鑑別診断で迷われた際に、体表腫瘤に関する知識を再確認するためにご活用ください。ぜひ、2誌セットでのご購読をお願いいたします!

2022年11月号

消化器疾患の食事療法
~「嘔吐、下痢、食欲がない」に
 対する治療の選択肢~

監修:大田 寛(酪農学園大学)

慢性腸症
~「嘔吐、下痢、食欲がない」に
 対する治療の選択肢~

監修:大田 寛(酪農学園大学)

現場でも悩むことの多い
「消化器疾患」でコラボ!

食事療法は当たり前に行われる治療法の1つですが、その効果を発揮させるには、正確な診断と食事指導が必要です。特に消化器疾患用の療法食はバリエーションが多く、病態に応じて適切に使い分けなければなりません。
そこでCLINIC NOTEでは、知識の再確認を目的に消化器疾患の食事療法の特集を組みました。VETERINARY BOARDでは特に慢性腸症を取り上げ、最新の知見や定義、診断法、分類ごとの治療について、実症例をもとに解説します。

コラボ特集の活用法

慢性腸症の診断は、数々の検査を行い、鑑別疾患を除外しなければなりません。診断後もさらに分類が必要ですが、最初に鑑別することになるFREを診断する上では食事の選択が重要になるため、CLINIC NOTEで食事療法の知識を整理してからVETERINARY BOARDを読むと理解がより深まります。逆にVETERINARY BOARDから読むと、慢性腸症での食事療法の復習とその他の消化器疾患での食事療法の考え方や違いも学べます。

2022年12月号

猫の心筋症アップデート
~ここをマスターできれば怖くない~

監修:中村健介(北海道大学)

猫の肥大型心筋症“以外”の
心筋症
~ステージングに基づいた診断と治療~

監修:中村健介(北海道大学)

「心筋症の記事は読み飽きた」
なんて言わせません!!

CLINIC NOTEでは、猫の心筋症の概要や診断、ACVIMコンセンサス・ステートメントのステージごとの治療方針について解説します。特に診断では、大好評のCLINIC NOTE連載「猫の超音波検査パーフェクトアトラス」の総まとめとして、写真やイラスト、動画などを多く用いて、超音波検査による診断法について手厚くまとめます。VETERINARY BOARDでは、CLINIC NOTE特集でも解説する猫の拘束型心筋症を中心に、症例報告を用いて深掘りします。

コラボ特集の活用法

2誌のコラボ特集では、まずCLINIC NOTEをご参照いただいて、教科書的な肥大型や拘束型、拡張型などの様々な心筋症の診断・治療について広く学習します。その次に、VETERINARY BOARDをご参照いただいて、主に拘束型心筋症の症例報告を通してより実践的な内容を学習します。VETERINARY BOARDからご覧になる先生は、拘束型心筋症の鑑別診断で迷われた際に、心筋症に関する知識を再確認するためにCLINIC NOTEをご活用いただければと思います。

2023年1月号

肝疾患の勘所
~早期発見、早期治療に
 導くアプローチ~

監修:福島建次郎(コロラド州立大学)

門脈体循環シャント
~外科と内科の選択肢~

監修:金本英之
(DVMsどうぶつ医療センター横浜)

肝疾患の知識をアップデート!

1月号では「肝疾患」のテーマでコラボします。
①CLINIC NOTE:肝酵素値をはじめとした検査結果の意味するところを正しく読み解く診療アプローチ、そして代表的な3疾患に対する標準診療について解説し、肝疾患の早期診断、早期治療の一助としたいと考えています。
②VETERINARY BOARD:若齢犬で肝酵素値が高い場合にまず鑑別に挙がる「門脈体循環シャント」について、外科的治療、内科的治療の2つの側面から、複数パターンの症例を用いて深堀りします。

コラボ特集の活用法

①で肝疾患を疑う症例に遭遇した場合に必須の鑑別診断アプローチを広く学んだ後、②で門脈体循環シャントについて、複数の診断・治療パターンを学びます。②の内容は、一次診療の先生方が、二次診療での治療方法を飼い主に説明する際などにも役立てられます。②からご覧になった先生も、①で肝疾患全体の基礎知識を整理しつつ最新の情報を得られます。2誌そろえることで、肝疾患の診断・治療に関する知識を確実にアップデートできます。

2023年2月号

トイ犬種の橈骨尺骨骨折
~診断・観血的治療と
 非観血的治療の見極め~

監修:枝村一弥(日本大学)

トイ犬種の橈骨尺骨骨折
~癒合不全を起こさせないための治療選択と治療のポイント~

監修:枝村一弥(日本大学)

2誌セットで読めば、
橈骨尺骨骨折の治療でもう迷わない!

近年、トイ犬種の人気の高まりによって、これらの犬種の橈骨尺骨骨折に遭遇する機会が増えています。CLINIC NOTEでは、橈骨尺骨骨折のトイ犬種に遭遇したときの検査のポイントや専門病院に紹介する前にやるべきことなどを中心に、VETERINARY BOARDでは、ロッキングプレートによる固定などの観血的治療にフォーカスを当てて症例を提示しながら解説します。

コラボ特集の活用法

まず、CLINIC NOTEでトイ犬種の橈骨尺骨骨折の症例に遭遇したときの初期対応について学びます。橈骨尺骨骨折の診療に慣れている先生も知識の確認のためにご一読ください。次に、VETERINARY BOARDでトイ犬種の橈骨尺骨骨折の観血的治療について理解を深めます。専門病院に紹介する場合も、ご家族へのインフォームドにご活用ください。
2誌セットでお読みいただくことで、トイ犬種の橈骨尺骨骨折の診断・治療について包括的に学ぶことができます。

連載も充実!
知りたい情報をもっと詳しく、
深く理解できる!

好評連載 猫の超音波検査 パーフェクトアトラス
監修:中村健介(北海道大学)
鑑別診断プラクティス
監修:大森啓太郎(東京農工大学)
高齢犬の認知機能不全
執筆:小澤真希子(関内どうぶつクリニック)
9月号スタート! 基礎から学ぶ 皮膚科のお悩み Q&A
執筆:江角真梨子(Vet Craft)
現場では何がどう変わる?
獣医師も知っておきたい“ 愛玩動物看護師法”
執筆:佐伯 潤(帝京科学大学)
2023年1月号スタート! 頭の中で三次元化できる!
犬の心エコー・腹部エコー ビジュアルガイド
監修:福島隆治(東京農工大学)
獣医師が知っておきたい
エキゾ診療ファイル
監修:田向健一(田園調布動物病院)
2、3分あれば読めるシリーズ
結局のところ、「細胞診」はココを押さえよ!
執筆:野上 英(富士フイルムVETシステムズ)
2023年2月号スタート! 中毒のスタンダード診療 2023-2024
監修:塗木貴臣(TRVA 夜間救急動物医療センター)

好評連載 ① 診療力が試される症例 Vet Board QUIZ
症例の主訴、外貌、検査結果などから、確定診断するための追加検査や治療プランなどを、読者の先生方に考えていただくQ&A方式の連載。臨床で出会うであろう獣医療の全科の症例を網羅し、診療力の強化を目指します。
②文献情報
各分野の専門の先生方が、最新・必読の論文の中から読者が使える情報を紹介。これらの論文に対する実際の臨床現場での考え方、ご自身のやり方・工夫などについても言及いただきます。
9月号 ● 麻酔/監修:伊丹貴晴(酪農学園大学)
● 肝・胆道系・膵外分泌/監修:金本英之(DVMsどうぶつ医療センター横浜)
● 行動診療/監修 : 武内ゆかり(東京大学)、藤井仁美(Ve.C.動物病院グループ)
10月号 ● 眼科/監修:辻田裕規(どうぶつ眼科専門クリニック)
● 呼吸器/監修:藤原亜紀(日本獣医生命科学大学)
11月号 ● 腫瘍/監修:富安博隆(東京大学)
● 神経・筋疾患/監修:伊藤大介(日本大学)
● 産科・生殖器科/監修:堀 達也(日本獣医生命科学大学)
12月号 ● 皮膚・耳/監修:関口麻衣子(アイデックス ラボラトリーズ)
● 血液/監修:森下啓太郎(北海道大学)
● 腎・泌尿器/監修:岩井聡美(北里大学)
2023年1月号 ● エキゾチックアニマル/監修:田向健一(田園調布動物病院)
● 救急・集中治療/監修:川瀬広大(札幌夜間動物病院)、上田 悠(ノースカロライナ州立大学)
● 眼科/監修:辻田裕規(どうぶつ眼科専門クリニック)
2023年2月号 ● 肝・胆道系・膵外分泌/監修:坂井 学(日本大学)
● 循環器/監修:中村健介(北海道大学)
● 麻酔/監修:手島健次(日本大学)