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パピーケアスタッフBOOK
《10003372》


販売価格: ¥ 7,700円(税込)


パピーケアスタッフを目指すすべての方々に!!


子犬のしつけとパピークラス開催のポイントがこの一冊でつかめます。
子犬のしつけに悩んでいる飼い主さんに動物病院スタッフとして、どんなことがしてあげられるのか、この一冊で考えてみてください。
これからの動物病院を考える際、パピークラスの運営は欠かせないポイントです。


■内容紹介
本書は人と動物が仲よく幸せに暮らす社会をつくることを目標に、社会化期の経験がなぜ重要なのか、どのように経験させたらよいのか、問題行動にはどのように対処したらよいのか、動物病院スタッフ向けに解説した一冊です。

子犬にとって生後3週齢から14週齢までの社会化期の経験が、その後の性格形成に重要な役割を果たします。そのため、社会化期に適切な方法で経験を積んだ子犬と飼い主さんはより信頼しあい、ストレスの少ない理想的生活を過ごせる可能性がより高くなります。

■目次
主な内容○

〔子犬のしつけ編〕
・パピーケアスタッフとは
・子犬の入手方法について
・子犬の選び方
・子犬を迎える前に
・社会化期の重要性
・子犬の日常生活
・トイレのしつけとクレート・トレーニング
・しつけの観点からみた子犬の食事とお散歩
・サークル・ジレンマと「カゴのトリ」シンドローム
・子犬と遊ぼう①遊びは心の栄養
・子犬と遊ぼう②遊びは教育の場
・子犬と遊ぼう③注意すべき遊び、子犬と子どもの接し方

〔子犬の問題行動・アドバイス編〕
・子犬の甘咬み
・何でも咬んだり、口に入れてしまう
・口に入れたものをとろうとすると攻撃的になる
・飛びついてくる
・うるさく吠える
・食事中に近づくと唸る
・分離不安症
・お散歩中の困った行動

〔パピークラス開催編〕
・パピークラスの目的
・パピークラスの効果
・パピークラスの概要
・病院好きにする
・体に触られることに慣れさせる
・適切な食事管理と健康管理
・社会化プログラム
・犬との社会化と、環境中の刺激への馴化
・子犬のリーダーになる
・子犬と信頼関係を築く

asの好評連載「犬のしつけのアドバイス」「Q&Aここがポイント問題行動」「子犬のしつけ教室開催スキル」をベースにみやすく、わかりやすく再構成しました。

○本書「パピーケアスタッフについて、その未来について」より
 パピーケアスタッフ-この聞きなれない新しいネーミングは、日本動物病院福祉協会(JAHA)の小委員会であるしつけインストラクター養成講座委員会にて議論を重ね、2006年春、難産の末、生まれました。発案当初、しつけインストラクターの即席養成講座と早合点されないかということが懸念されましたが、パピーケアスタッフとしつけインストラクターは職域や責務などの面で大きく異なります。しつけインストラクターが主に成犬のしつけ法を指導するのに対し、このパピーケアスタッフ養成講座では動物病院内において正しい子犬のケアを飼い主に指導できる病院スタッフを養成すること(問題行動の予防)を目的としています。(中略)近い将来、多くのパピーケアスタッフが誕生し、全国の動物病院で活躍していただけることを期待しております。それによってJAHAが早くから提唱してきたヒューマンアニマルボンドの理念が一層広がり、動物病院ならびに動物たちの生活環境に革命的変化がもたらされることを願ってやみません。
社団法人日本動物病院福祉協会理事
しつけインストラクター養成講座委員会委員長  原 大二郎


著者:村田香織(もみの木動物病院)
出版:エデュワードプレス
サイズ:A4判 2色カラー 176頁 並製本
発行年月日:2006年09月11日