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獣医循環器 確実な診断・治療のための臨床思考型セミナーシリーズ 犬の僧帽弁閉鎖不全症と猫の心筋症編 ~実症例から学ぶ!~

こんな方にオススメ!

  • 臨床に活かせる「検査・評価・診断」を身に付けたい獣医師
  • 自信を持った治療法と治療効果の評価をしたい獣医師
  • 臨床現場で直面する疑問や検査時に起こり得る間違いを解消したい獣医師

【臨床思考型セミナーとは】
“犬の僧帽弁閉鎖不全症”と“猫の心筋症”の診断と治療における知識やコツを、受講者自身が臨床に沿った流れで、思考しながら学び、全体をイメージしたうえで実際の症例に望んでいただくことをコンセプトとしたセミナーになります。心臓の現時点での機能や病態に至るまでの、正確な所見と評価方法を把握できる臨床思考を養い、応用のきいた治療の選択ができるようになる講座となります。

獣医循環器 確実な診断・治療のための臨床思考型セミナーシリーズ 犬の僧帽弁閉鎖不全症と猫の心筋症編 
~実症例から学ぶ!~

1日目:2018年9月8日(土) 13:30~19:30(受付開始13:00)
2日目:2018年9月9日(日) 10:30~17:00(受付開始10:00)
※2日間の受講が必要です。
※申込締切:2018年9月3日(月)定員に達し次第、受付終了とさせていただきます。

会場:交通ビル(東京都港区新橋五丁目15-5 交通ビルB1階)

犬の僧帽弁閉鎖不全症と猫の心筋症編セミナーのお申込み

本セミナーの特徴

◆実症例をベースに、臨床の流れに沿って複数の検査を組み合わせながら総合的に診断するための除外診断・鑑別診断・確定診断・重症度分類および治療指針の決定を行う上での基準を学んでいただきます。

TOPICSとして陥りがちなピットフォール症例(呼吸器疾患との鑑別診断や、心雑音の聴診ミスなど)を挟み、ディスカッションを行います。

◆「犬の僧帽弁閉鎖不全症」と「猫の心筋症」の決定的な違いについて学んでいただきます。

日々の臨床現場で遭遇する機会が多い「犬の僧帽弁閉鎖不全症」と「猫の心筋症」の2大疾患の診断と治療に焦点を当てます。一般臨床家が知っておくべき重要な知見に加えて、講師の経験論もご紹介いただきます。

◆大型スピーカーを通して心音や呼吸器音、発咳などの異常音と正常音を聴き分けていただいた上、X線画像や超音波エコー動画などの特徴的な所見をお示しすることで理解を深めます。

咳の原因鑑定や心雑音の聴診、グレーゾーンの左心拡大など治療開始のタイミングに必要な診断について考察していただきます。

◆治療パターンを組み合わせする上での基本的思考過程を理解することができます。

臨床の流れに沿いながら、診断時点での重症度の把握、その後の病態の進行を予測した治療スケジュール、重症度に応じた薬剤の併用法、ご家族へのインフォームドコンセントを考慮した再診スケジュールなど学ぶことができます。

※受講者の方は、各症例でお示しした心音・呼吸音・発咳音・超音波エコー動画をインターズーアカデミーHPから、繰り返し視聴しながら復習することができます!

プログラム ※プログラムごとのディスカッションあり

1日目:犬の僧帽弁閉鎖不全症の検査と治療
2日目:猫の心筋症の検査と治療
※2日間の受講が必要です。
※プログラムは2日間とも共通
【検査】
◆ 一般身体検査
・ 一次診療で見落としがちな身体検査所見、稟告のポイントについて

◆ 聴診
・ 実際の症例から、心雑音・呼吸器音などを聞き分けて、心雑音の有無を判定するコツを述べた後、この有無を判断できない場合の対処法について

◆ X 線検査
・ 心サイズ評価の落とし穴、心サイズの変遷および血管系の評価、咳の原因は呼吸器疾患か肺疾患かの鑑別について

◆ 血液検査、血圧検査、尿検査、ホルモン検査
・ 貧血や高血圧の血行動態への影響、ホルモン検査の意義について

◆ 心電図検査
・ 虚脱や失神の原因が不整脈か神経疾患かの鑑別について
・ 異常波形として現れない重要な疾患についての正しい解釈について

◆ 心エコー検査
・ 心エコー検査による診断、重症度などの評価法について
・ 治療方針に反映させる際の留意点について

◆ 検査まとめ
・ 各検査項目、除外診断、鑑別診断、確定診断、重症度分類
【治療】
◆ 治療スケジュール
・ 経過観察すべきか、積極的な治療介入すべきかの判断について

◆ 再診スケジュール(生活指導含めた)
・ 再診期間、生活や食事の指導について

◆ 各種心不全治療薬の特徴・使い方
・ 重症度に応じた薬剤の併用法の実際について

◆ 治療まとめ
・ 治療をフローチャートで解説

全体の質疑応答
※講習内容は変更になる場合がございます。

講師紹介

本阿彌宗紀講師:青木 卓磨

麻布大学獣医学部学科外科学第一研究室 准教授

犬における僧帽弁形成術、犬僧帽弁に対する振動場の影響、犬における細胞シートを用いた心筋再生医療に関する研究、および小動物臨床実習、外科実習、総合獣医学の教育に従事

著書

犬と猫のECG トレーニングブック

発行:インターズー
サイズ:A4 判 並製本 91 頁
監訳:青木 卓磨


開催にあたって

犬の僧帽弁閉鎖不全症と猫の肥大型心筋症は日常の診療において当たり前に遭遇する疾患と言えます。僧帽弁閉鎖不全症は無徴候な段階から投薬治療を開始することで無徴候期間や生存期間を延長する、あるいは肥大型心筋症においても早期に疾患を検出して生活指導することで不用意な処置による心不全の発症を予防する、さらには動脈血栓塞栓症といった致死率の高い病態を予防できる可能性が示唆されています。今回の講演ではこの2大疾患を中心に、実際の症例を交えて皆様と心臓病の理解を深めて頂きたいと思います。
(青木 卓磨)

受講料・支払方法

  • 実症例から学ぶ!犬の僧帽弁閉鎖不全症と猫の心筋症編
    2日間 32,000円(税別)
    ※2日間の受講が必要です。
    ※受講証の発送が別途650 円(税別)かかります。

  • お支払い方法
    ① クレジットカード(決済後、受講証をお送りいたします)
    ② 代金引換(受講証をお届けにあがった宅配業者に代金をお支払い下さい)
    ※ 受講料のお支払いは前払いとなります。セミナー当日の現金支払いは行えません。予めご了承ください。

その他ご案内

● 参加方法:
お申込受付後、セミナー受講証をお送りいたします。セミナー当日に受講証をご持参いただき、会場受付にてご提示ください。受講証を紛失された方や、当日お持ちでない方は、セミナーを受講できませんので、予めご了承ください。
● 会場:交通ビル(東京都港区新橋五丁目15-5 交通ビルB1階)
● 定員:先着50名
● 申込締切日:2018年9月3日(月) ※定員に達し次第、受付終了とさせていただきます。

注意事項

※ お申し込み後のキャンセルや返金には応じられませんので、予めご了承ください。
※ 内容や講演順などは変更になる場合がございます。また、当日の進行具合により、予定時間が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
※ 講演中、写真や動画の撮影および録音は禁止させていただきます。
※ 本セミナーが災害や悪天候等により延期または中止になる場合は、セミナー前日の15:00までに弊社ホームページにてお知らせいたしますので、ご確認ください。

申込方法

下記申込ボタンのリンク先(インターズーオンライン)よりお申込みのお手続きにお進みください。

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