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【SOLD OUT】asBOOKS犬と猫の臨床検査マスターブック
《10003448》
販売価格: ¥ 8,360円(税込)
動物病院スタッフが知っておきたい臨床検査のすべてを網羅!
月刊as(アズ)2006年1月号~2009年4月号連載の『臨床検査マルチゼミ』に加筆修正を加え、新たに一冊にまとめました。
動物病院スタッフや獣医師はもちろん、学生さんにもお勧めです!
だから、わかりやすい!使いやすい!
●読みやすいから、わかりやすい!使いやすい!
「検査について書こうとすると、ついつい技術的な方法の紹介に終始してしまいがちです。実践的なハンドブックでは手順を箇条書きにしたものが有効ですが、『目的や意義、原理を理解する』ためには文章として書かれたものが必要と考えました。」(本書より)
●最新情報満載だから、わかりやすい!使いやすい!
「獣医学の進歩のスピードはすさまじく、臨床検査も10年前、20年前とは考え方が大きく変わってきています。現時点で可能が限り、新しい知見に基づいた内容にするよう注意しました。それでも連載当初の内容がすでに古くなり、今回修正を加えたページが多々あります。」(本書より)
●知りたいことが書いてあるから、わかりやすい!使いやすい!
「『ここが知りたいのに、どれを読んでもそこだけ書いてない』と感じた経験はないでしょうか。この連載では、そのような箇所ほど意識して解説を加えるよう心掛けました。その一方で、他書に出ているような具体的な検査手順や数値のなかには思い切って省略したものも少なくありません。これは、細かい手順などは病院ごとに方法が違っているので、せっかく書いても活用されないケースが多いと判断したためです。」(本書より)
■本書において、記事中の記述に誤りがありました。
詳細はこちらからご確認お願い申し上げます。
Part 1 一般身体検査
第1章 一般身体検査
一般身体検査について/診察の流れ/問診/体重(Body weight, BW)/バイタルサイン/体温と発熱/循環器のチェック/呼吸器のチェック/栄養状態
Part 2 検体検査
第2章 顕微鏡の取り扱い
標本を確かめる/電源を入れる/対物レンズをいちばん低い倍率にする/標本をステージに載せてセットする/光量を調節して、眼幅を合わせる/ピントと視度を調節する/コンデンサーレンズを調節する/倍率を変えてみる/標本を外して、電源スイッチを切る
第3章 血液検査 - 採血と血液検体の取り扱い
血液検査の種類/採血/血漿と血清/検体の保存方法
第4章 血液検査-ヘマトクリット管(ヘマ管)からわかること
遠心分離器/ヘマトクリット管を使った検査の目的と手順/血漿の観察/PCV(ヘマトクリット)の測定/バフィーコートの観察/血漿総タンパクとフィブリノーゲン/ミクロフィラリアの検査
第5章 血液検査 - 塗抹標本のつくり方
塗抹標本の作製/染色と封入
第6章 血液検査 - 血液一般検査(赤血球の検査)
血球数の算定/塗抹標本の観察/赤血球と貧血
第7章 血液検査 - 血液一般検査(白血球の検査)
白血球の種類/白血球数の増減/さまざまな白血球像の変化
第8章 血液検査 - 止血機構とその異常
止血の仕組み/止血異常と臨床検査/播種性血管内凝固(DIC)について
第9章 血液検査 - 血液生化学検査
一般的なこと/血漿総タンパク(TP)/肝臓の検査/膵臓の検査/腎臓の検査/代謝系の検査/電解質と炎症マーカー
第10章 血液検査 - 血液ガスと酸塩基平衡
酸塩基平衡のホメオスタシス/疾患による酸塩基平衡の乱れ/臨床検査としての血液ガス測定
第11章 血液検査 - 免疫学的検査
免疫反応について/感染症の検査/自己抗体の検査/アレルギーの検査/輸血と血液型/がんマーカー抗体検査
第12章 血液検査 - 内分泌学的検査
ホルモンと内分泌疾患/糖尿病の検査/甲状腺機能の検査/副腎機能の検査/尿崩症
第13章 尿検査
尿検査の目的と方法/採尿と検体の取り扱い/尿の物理的検査/尿の化学的検査/尿沈渣
第14章 糞便検査
糞便検査の目的と採便法/便の性状と下痢の分類/寄生虫検査/細菌の観察/ウイルス抗原の検出/消化不良と膵外分泌不全
第15章 細胞診と病理組織検査
生検と細胞診/細胞診の手技/臨床現場での細胞診の例/病理組織検査
第16章 遺伝子検査
遺伝子検査とその方法/遺伝性疾患の検査/腫瘍の遺伝子検査/PCRによる病原体の検出
第17章 微生物検査
疾患と微生物/ウイルス検査/細菌検査/真菌検査/原虫検査
Part 3 生体検査
第18章 心電図
心臓と心電図/心電図検査の手順/波形の読み方/心電図からわかること/心音図(PCG)/血圧の測定
第19章 XX線検査 - 基本編
X線撮影の目的/X線撮影の原理/撮影条件とX線フィルム/X線フィルムの現像/被曝と放射線防護
第20章 X線検査-実践編
撮影体位と撮影法/フィルムの読影/造影検査/特殊なX線検査
第21章 CT、MRI、PET
コンピュータ断層撮影法(CT)/磁気共鳴画像法(MRI)/ポジトロン断層撮影法(PET)/シンチグラフィ/高度医療の時代を迎えて
第22章 超音波検査
音と超音波/超音波検査の実際/検査手順/心臓の超音波検査/腹腔内臓器の超音波検査
第23章 内視鏡検査
内視鏡について/上部消化管検査/下部消化管検査/そのほかの内視鏡検査/内視鏡による採材/治療器具としての内視鏡/スコープのメンテナンス
第24章 神経学的検査
神経系のなりたち/神経系に着目した観察/姿勢反応と脊髄反射の検査/脳神経の検査
第25章 眼科検査
眼球の観察と記録/視覚と視神経/前眼部の検査/眼圧測定と後眼部の検査
第26章 皮膚検査
皮膚病について/皮膚病変の観察と記録/皮膚の顕微鏡検査/真菌検査/免疫学的検査/そのほかの検査
著:石岡克己(日本獣医生命科学大学獣医保健看護学科准教授)
出版:エデュワードプレス
サイズ:A4判 並製本 約240頁 オールカラー
発行年月日:2009年12月15日
ISBN:978-4-89995-506-1