Open Nav
  1. TOPページ
  2. 犬と猫の救急エコーパーフェクトガイド 描出・読影から実践・応急処置まで

犬と猫の救急エコーパーフェクトガイド 描出・読影から実践・応急処置まで
《10004258》


販売価格: ¥ 19,800円(税込)


救急エコーのすべてがわかる! 手技から読影・診断まで完全網羅!

一般社団法人 日本獣医救急集中治療学会(JaVECCS)推薦!
・丁寧な手技解説に加え、即実践に生かせる症例情報、応急処置も満載!
・救急エコーの詳しい解説、豊富な動画を掲載
・実践編では実際の症例を診断、治療する流れを解説

<気になる内容は?>
本書の詳細はこちらをご覧ください

本誌の一部をご試読いただけます。


<監修者からのメッセージ>
本書は、獣医師が救急エコーの基本から応用までを習得し、実際の臨床現場で効果的に活用できるように設計されています。基礎的な救急エコーの操作手順と正常画像の抽出方法、診断アルゴリズム、さらには多くの症例に対する救急エコーを用いたアプローチ方法までを網羅しています。読者の皆様が救急エコーの技術を磨き、実際の診療に役立てていただけるつくりにしました。救急医学は日々進化しています。新たな技術や知識を取り入れ、動物たちの命を守るための最前線で活躍することは、獣医師にとって大きな使命です。本書がその一助となることを心より願っております。救急エコーを習得し、一頭でも多くの動物の命を救うために、一緒に学び、成長していきましょう。
監修 川瀬 広大

<EDUWARD Press編集部より>
「救急エコーに興味はあるけど、自信がない」「救急エコーやってみたけど、読影方法がいまいちわからない」そんな先生方におすすめです。救急エコーの手技、読影については豊富な写真、動画で丁寧に解説していただきました。また、救急エコーを用いて診断、治療を行った17症例を掲載!症例報告には、救急医の先生方の頭の中を覗き見できる部分も作りました。実際に症例に対峙した際に、救急医の先生方がさまざまな所見から何を考えて、診断・治療を行っているのか、じっくり見ていただくことができます。それに加え、救急状態を脱するために必要な手技の手順を見開きで掲載。救急エコーを当てるところから救急状態を脱するまでの一連の診断の流れを学べる盛りだくさんな1冊です。先生方の日々の診療に役立てていただけましたら幸いです。


<目次>
序文
監修者・執筆者一覧

第1章 総論
1.救急エコー(POCUS)/川瀬 広大

第2章 POCUSの手順
1.FAST(貯留液の評価)/中村 篤史
2 .肺エコー検査(呼吸の評価)/塗木 貴臣
3 .FCU(循環の評価)/川瀬 広大
 [Column]肺高血圧症(PH)/川瀬 広大

第3章 ICU エコー
1.ICU エコー(集中治療症例におけるPOCUS)/上田 悠

第4章 ケース・スタディー
1.呼吸異常に対するPOCUS
1-1 呼吸促迫を呈した犬/小林 巧、森田 肇
 [応急処置]胸腔穿刺(胸水抜去と気胸の抜気)/小林 巧、森田 肇
1-2 呼吸促迫を呈した猫/今井 彩加、森田 肇
1-3 交通外傷にともなう外傷性気胸が疑われた猫/加地 英樹、森田 肇
1-4 呼吸促迫を主訴に来院しFCU にて
心原性肺水腫と診断した犬/松方 聡
1-5 静脈点滴後に呼吸困難が認められた猫/喜多川 麻美
 [Column]さまざまな心原性肺水腫の猫のX 線画像/喜多川 麻美
1-6 呼吸促迫を主訴に来院し、誤嚥性肺炎と診断された犬/小林 良
1-7 感染性の気管支炎・肺炎が疑われた猫/大石 実樹

2.ぐったりに対するPOCUS
2-1 心原性肺水腫の治療中に左房破裂を起こした犬/杉浦 洋明
 [応急処置]心膜穿刺/杉浦 洋明
2-2 脾臓腫瘍に起因する出血性ショックに対し自己血輸血と手術により救命した犬/杉浦 洋明
2-3 嘔吐後に虚脱した犬/中村 俊
2-4 細菌性腹膜炎により腹水貯留を呈した犬/中村 俊
 [応急処置]腹腔穿刺(腹水抜去)/中村 俊
2-5 下痢・嘔吐し虚脱を呈した犬/手塚 光
2-6 外傷性肝損傷により腹腔内出血を起こした犬/手塚 光
2-7 嘔吐後にショック徴候がみられた犬/亀山 健吾

監修者・執筆者紹介
索引


監修:川瀬 広大(札幌夜間動物病院)
著者:今井 彩加、上田 悠、大石 実樹、加地 英樹、亀山 健吾、川瀬 広大、喜多川 麻美、小林 巧、
小林 良、杉浦 洋明、手塚 光、中村 篤史、中村 俊、塗木 貴臣、松方 聡、森田 肇
仕様:A4判、並製本、224頁、オールカラー
ISBN:978-4-86671-231-4
発刊日:2024年9月1日