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【SOLD OUT】アニマル アシステッド セラピー【第2版】 -実践のための理論的基盤とガイドライン
《10005113》
販売価格: ¥ 9,350円(税込)
実践のための理論的基盤とガイドライン
世界で評価が高い“AATのバイブル”ついに日本語版完成!
IAHAIO 2007 TOKYO
第11回人と動物の関係に関する国際会議
---開催記念出版---
第I部
動物と人間の絆の概念化:
動物介在療法を理解するための基礎
第1章
歴史的観点から見た動物介在介入
James A. Serpell
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.動物の魂と霊的な癒し
Ⅲ.動物の力とシャーマニズム
Ⅳ.古典時代および中世におけるアニミズム
Ⅴ.社会化の媒介としての動物
Ⅵ.動物と心理療法
Ⅶ.動物、リラクゼーション、社会的サポート
Ⅷ.結 論
第2章
精神的健康における動物介在介入:定義および理論的基盤
Katherine A. Kruger and James A. Serpell
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.動物介在介入の定義
Ⅲ.理論的枠組み
Ⅳ.要約および結論
第3章
動物と自然のもつ治療効果に関する新旧の観点
Aaron H. Katcher and Alan M.Beck
第4章
社会的支援としての動物:動物介在療法の理解へ向けての示唆
June McNicholas and Glyn Collis
Ⅰ.社会的支援とは?
Ⅱ.社会的支援研究の起源
Ⅲ.ペット動物との関係は社会的支援を提供しうるか?
Ⅳ.社会的支援モデルの検証
Ⅴ.社会的接触を促進するペット
Ⅵ.支援モデルは、動物介在療法プログラムを成功させるために拡大適用できるか?
第5章
コンパニオンアニマルの社会状況と心理社会的恩恵について
Lynette A. Hart
Ⅰ.人と動物の関係に影響を与える社会状況
Ⅱ.ペットがもたらす生活の質の向上
Ⅲ.動物がもつ正常化効果
Ⅳ.動物に対する反応の個体差
Ⅴ.結 論
第6章
Erika Friedmann and Chia-Chum Tsai
Ⅰ.動物介在療法の健康への効果
Ⅱ.健康への効果の疫学的証拠
Ⅲ.実験研究または準実験研究
Ⅳ.考 察
Ⅴ.結 論
第Ⅱ部
動物介在療法:
概念モデルおよび質的保証のガイドライン
第7章
動物介在活動・療法プログラムのための動物の選択法
Maureen Fredrickson-MacNamara and Kris Butler
Ⅰ.動物の選択手順の歴史
Ⅱ.評価基準
Ⅲ.選択手順の適正について
第8章
健康支援組織と精神的健康支援組織における動物介在療法プログラムのデザインと実施
Gerald P. Mallon, Samuel B. Ross,Jr.,
Steve Klee and Lisa Ross
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.動物介在療法
Ⅲ.グリーンチムニーズ・モデル
Ⅳ.組 織
Ⅴ.プログラムデザイン
Ⅵ.動物の選択
Ⅶ.費用の有効性
Ⅷ.(賠償)責任
Ⅸ.成 果
Ⅹ.感染症の管理
・.動物介在療法プログラムのための規則
・.動物介在療法プログラムのための原則
ⅩⅢ.結 論
第Ⅲ部
動物介在療法のベスト・プラクティス:
特定の対象者に動物介護療法を行うためのガイドライン
第9章
動物介在療法を取り入れた心理療法:
セラピストのためのガイドラインと提案
Aubrey H. Fine
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.研究の必要性
Ⅲ.本章の目的
Ⅳ.心理療法における動物介在療法(AAT)の役割:AAT処方せんとして何があるか
Ⅴ.検討事項1:臨床医が動物を治療に役立つと考える理由
Ⅵ.検討事項2:治療環境─環境セラピーの一面を担う動物たち
Ⅶ.検討事項3:実践に理論を組み込む─ライフステージの観点からみたAAT
Ⅷ.検討事項4:生きている動物の応用─動物の象徴的表現と比喩の利用
Ⅸ.検討事項5:動物を使った代替療法─クライアントが従来受けていた治療の拡大
Ⅹ.検討事項6:動物を使用する臨床医のための実際的な提案
第10章
子どもたちの生活における動物
Gail F. Melson and Aubrey H. Fine
Ⅰ.子どもたちの生活における動物の居場所とは?
Ⅱ.子どもたちの生活における動物の意味とは?
Ⅲ.子どもたちとその家族を対象としたAATの一般的な問題
第11章
公立学校における特別支援教育の対象児童に対する動物介在療法4年間プログラム
Aaron Katcher and Sue Teumer
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.プログラム
Ⅲ.インフォームド・コンセント
Ⅳ.研究方法
Ⅴ.結 果
Ⅵ.考 察
Ⅶ.結 論
第12章
青少年と保護者への治療的介入における、動物関連の体験の評価と利用への臨床的アプローチ
Barbara W. Boat
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.子どもたちの動物関連の体験を定期的に評価することが重要である理由
Ⅲ.より大きな治療の枠組みで青少年の動物関連の体験に取り組んだ介入の臨床例
Ⅳ.結 論
第13章
特殊施設における動物介在療法/動物介在活動の特徴
Ben P. Granger and Lori R. Kogan
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.特殊施設における動物介在活動と動物介在療法(AAA/AAT)のバリエーション
Ⅲ.AAA/AATの組織とアプローチ
Ⅳ.AAA/AATと人・動物チームのモデル
Ⅴ.研究と評価
Ⅵ.結 論
第14章
人と動物の関わりとサクセスフル・エイジング(うまく年をとること)
Mara Baun, Rebecca Johnson and Barbara McCabe
Ⅰ.サクセスフル・エイジング
Ⅱ.健康増進行動とサクセスフル・エイジング
Ⅲ.人とコンパニオンアニマルの相互作用と
サクセスフル・エイジング
Ⅳ.ペットの選択
Ⅴ.高齢者を対象とした動物介在療法のためのガイドライン
第15章
AIDS/HIVおよびその他の障害をきたす疾患/ 慢性疾患患者のための人と動物の支援サービスの歴史と発展、そして理論
Ken Gorczyca, Aubrey H. Fine, C. Victor Spain, Dana Callaghan, Laura Nelson, Lori Popejoy, Belinda Wong and Stephanie Wong
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.慢性疾患と末期疾患
Ⅲ.子どもと大人の病気への適応に動物はどう役立つか
Ⅳ.ペットの役割
Ⅴ.地域社会(コミュニティ)と家族の役割
Ⅵ.ペットに関連した人獣共通感染症とAIDSの歴史的意義
Ⅶ.ペットともに暮らすAIDS患者の支援を目的としたPAWSの創設の経緯
Ⅷ.PAWSが提供しているサービス
Ⅸ.人と動物の支援サービスプログラムの例
Ⅹ.一歩を踏み出すために
・.結 論
付録1:Stephanie Wong 獣医師によるペットに関連した人獣共通感染症教育
付録2:人獣共通感染症を予防するための『安全なペットのガイドライン』2006
第16章
動物虐待と発達精神病理学:
最近の研究、プログラムと治療上の問題、そして今後の課題
Frank R. Ascione, Suzanne Barnard, Susan Brooks and Julie Sell-Smith
Ⅰ.概 要
Ⅱ.動物虐待と対人暴力の合流点
Ⅲ.対人暴力と動物に対する暴力の“つながり”に対するプログラムによる対応
Ⅳ.臨床症例研究
付録:動物虐待追跡調査方法
第Ⅳ部
動物介在療法のスペシャル・トピックスと問題点
第17章
絆の評価:
動物介在療法の効果の評価に用いられるツール
David C. Anderson
CENSHARE Pet Attachment Scale、PAS
Companion Animal Bonding Scale, CABS
Lexington Attachment to Pets Scale,LAPS
Measurement of Pet Intervention, MOPI
Pet Attitude Scale-Modified, PAS-M
Pet Relationship Scale, PRS
類似の測定方法の一覧
第18章
動物介在療法関連文献の検索法
Mary W. Wood
Ⅰ.誰がどのような情報を求めているか
Ⅱ.検索の第一歩
Ⅲ.検索場所
Ⅳ.結 論
第19章
"古いワインを新しいボトルに":
人道(動物愛護)教育の新戦略
Phill Arkow
Ⅰ.パラダイム(理論的枠組み)の起源
Ⅱ.無駄にしたとき
Ⅲ.人道教育が抱える問題
Ⅳ.問題の克服
Ⅴ.パラダイムを移行する:3大要素
Ⅵ.人道教育の革新
Ⅶ.結 論
第20章
セラピー動物と介助動物の福祉上考慮すべき事柄
James A. Serpell, Raymond Coppinger
and Aubrey H. Fine
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.福祉概論
Ⅲ.セラピーに使用される動物
Ⅳ.介助/補助動物
Ⅴ.最終使用者の問題
Ⅵ.結論と勧告
付録:AATまたはAAAに使用する動物の
飼育と監督に関する倫理指針
第21章
動物介在療法および動物介在活動プログラムにおける家庭獣医療従事者の役割
Richard Timmins and Aubrey H. Fine
Ⅰ.家庭獣医療の起源
Ⅱ.動物介在療法(AAT)/動物介在活動(AAA)における獣医師の役割
Ⅲ.適切な家庭獣医療従事者の選択
Ⅳ.結 論
第22章
動物と人の絆と動物介在療法の研究、教育および臨床業務の将来
パートA:人と動物の関係学と動物介在療法の分野における動物行動学の役割
Dennis C. Turner
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.疑 問
Ⅲ.動物介在療法と動物介在活動の継続教育のモデルカリキュラム
パートB:人と動物の相互作用と健康:最良の根拠と進むべき道
Cindy C. Wilson
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.レビュー(検討・総説)
Ⅲ.根拠の構築
Ⅳ.人と動物の相互作用の研究の課題設定
パートC:臨床業務における動物介在療法の役割:経験指向心理療法の実証の重要性
Aubrey H. Fine, Jeffery S. Mio
Ⅰ.セラピストのスキル
Ⅱ.優れたセラピーを構成する因子とは?
Ⅲ.動物介在療法の最も優れた研究方法とは?
Ⅳ.証拠のレベルの確立:認識論的根拠と形而上学的根拠の相違
Ⅴ.動物介在療法に対するリスペクタビリティ(尊重に値すること)の獲得
Ⅵ.エピローグ
監修を終えて
監修者プロフィール
索 引
編著者:Aubrey H. Fine
監修者:太田光明(麻布大学獣医学部教授、ヒトと動物の関係学会会長)
大谷伸代(麻布大学獣医学部講師)
出 版:エデュワードプレス
サイズ:A4判 並製本 約384頁
発行年月日:2007年10月5日