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ズーノーシスハンドブック 医療関係者・獣医療関係者のための診断・治療ガイド
《64000004》
販売価格: ¥ 4,180円(税込)
著名な医師・獣医師が書き下ろす、人獣共通感染症を知るための第一歩!
本書の4つのポイント
①医師と獣医師が共有すべき情報や、ヒトと動物の症例写真を多用
②臨床現場において視覚的に理解できる
③トピックスとして最近の話題や診療時に知っておくべきことを網羅
④病原体、感染症法の類型、症状、輸入感染症、国内発症の有無から対象疾患頁へわかりやすくナビゲーション
~序文より抜粋~
ヒトに感染する病原体の6割がズーノーシスとされるが、現在問題になっている新興・再新興感染症の中で、ズーノーシスの占める割合はさらに高く、しかもベクターやリザーバー、感染経路などが複雑なものが多く含まれている。
それらのズーノーシスに現場で迅速に対応するためには、医療関係者と獣医療関係者が共通認識をもって連携、協働することが非常に重要となってくる。
実際の臨床現場で、ズーノーシスに関する基本的な情報を手軽に得ることができるハンドブックである。
目次
*ズーノーシス(Zoonosis)・人獣共通感染症とは
*感染症の基礎知識
*バイオリスク管理(マネジメント)とは
*ズーノーシスの今日的問題点・ズーノーシス対策
【ウイルス】
E型ウイルス肝炎(E型肝炎)
ウエストナイル熱・脳炎
ウマ脳炎(東部ウマ脳炎/西部ウマ脳炎/ベネズエラウマ脳炎)
エボラ出血熱
黄熱
オムスク出血熱
オルフウイルス感染症
カリフォルニア脳炎
キャサヌール森林病
狂犬病
クリミア・コンゴ出血熱
サル痘
重症急性呼吸器症候群
腎症候性出血熱/ハンタウイルス肺症候群
セントルイス脳炎
ダニ媒介性脳炎
デング熱・デング出血熱
鳥インフルエンザ
南米出血熱
ニパウイルス感染症
日本脳炎
Bウイルス病(ヘルペスB感染症)
マールブルグ出血熱(マールブルグ病)
ラッサ熱
リッサウイルス感染症
【蠕虫】
アライグマ回虫症
イヌ回虫症(トキソカラ症)
犬糸状虫症
エキノコックス症(多包条虫症)
旋毛虫症(トリヒナ症)
糞線虫症
【原虫】
アメーバ赤痢(赤痢アメーバ症)
クリプトスポリジウム症
ジアルジア症
トキソプラズマ症
トリパノソーマ症
(アフリカトリパノソーマ症/アフリカ睡眠病/サリバリアン・トリパノソーマ症)
トリパノソーマ症
(アメリカトリパノソーマ症/シャーガス病)
バベシア症
リーシュマニア症
【細菌】
エルシニア症
オウム病
回帰熱
カンピロバクター腸炎
結核
細菌性赤痢
鼠咬症
炭疽
腸管出血性大腸菌感染症
ネコひっかき病
破傷風
パスツレラ症
非結核性抗酸菌症
鼻疽
非チフス性サルモネラ症
豚レンサ球菌感染症
ブルセラ症
ペスト
ボツリヌス症
野兎病
ライム病
リステリア症
類丹毒
類鼻疽
レプトスピラ症
【真菌】
クリプトコッカス症
ヒストプラズマ症
皮膚糸状菌症
【プリオン】
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病
【リケッチア】
エーリキア症/アナプラズマ症
Q熱
つつが虫病
日本紅斑熱
ロッキー山紅斑熱
【Topics & Reports】
狂犬病の症例報告
E型ウイルス肝炎の症例報告
動物アレルギー:ハムスターの異種タンパクによるアレルギー
グルメを介したズーノーシス
海外渡航者感染症
土壌から感染する病原菌:ウェルシュ菌・破傷風菌
H5N1インフルエンザ:新たなパンデミックは発生するか?
監修:岸本寿男(国立感染症研究所ウイルス第1部第5室)
山田章雄(国立感染症研究所獣医学部)
出版:㈱メディカルサイエンス社
サイズ:A5判 並製本 オールカラー 本文232頁+別冊8頁
発行年月日:2009年4月20日
ISBN:978-4-903843-02-5