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【SOLD OUT】SMALL ANIMAL INTERNAL MEDICINE【第4版】-日本語版-上巻
《10003485》


販売価格: ¥ 66,000円(税込)


獣医内科学書の金字塔!

2008年12月の原著発刊以来、世界中を席巻したSMALL ANIMAL INTERNAL MEDICINE FOURTH EDITION。その日本語版がついに登場!

本書の5大特徴
■心臓・呼吸器といった臓器別あるいは腫瘍・感染症といった疾病別のパート構成
■各疾患を臨床徴候→検査→診断→治療の流れで順序だてて解説
■本文の理解を助けるため豊富な写真・イラスト・アルゴリズム・Boxを採用
■各パートごとに最新の薬剤推奨量一覧を掲載
■免疫介在性疾患のパートを新設して最新情報を提供


目次

PART1 循環器疾患
Wendy A. Ware

第1章 心疾患の臨床徴候
*心疾患の徴候
*心不全の徴候
 虚弱と運動不耐性
 失神
 咳嗽とその他の呼吸器徴候
*心血管系検査
 呼吸様式の観察
 粘膜
 頸静脈
 動脈拍動
 前胸部
 液体貯留の評価
 聴診

第2章 心血管系の臨床検査
*心臓X線検査
 心肥大
 心房・心室拡大
 胸腔内血管
 肺水腫
*心電図検査
 正常心電図波形
 誘導系
 心電図の判読法
 洞性調律2
 異所性調律
 伝導障害
 平均電気軸
 心拡大と脚ブロック
 ST-T異常
 薬物毒性と電解質不均衡の心電図所見
 一般的なアーティファクト
 携行式心電図
 その他のECG評価法
*心エコー検査
 基本原理
 断層心エコー検査
 Mモード心エコー検査
 コントラスト心エコー検査
 ドプラー心エコー検査
 経食道心エコー検査
 3次元心エコー検査
*その他の技術
 中心静脈圧測定
 生化学マーカー
 心血管造影
 心カテーテル
 その他の非侵襲的検査
 心嚢陰性造影
 心内膜心筋の生検

第3章 心不全の治療
*心不全の概要
 心臓の反応
 全身性の反応
 心不全の一般的な原因
 心不全の治療法
*急性うっ血性心不全の治療
 概要
 酸素供給
 薬物療法
 拡張障害による心不全
 情報収集と経過観察
*慢性うっ血性心不全の治療
 概要
 利尿薬
 アンジオテンシン変換酵素阻害薬
 陽性変力作用薬
 その他の血管拡張薬
 食物療法
 慢性拡張機能障害
 再評価および情報収集
 難治性うっ血性心不全に対する戦略

第4章 不整脈と抗不整脈治療
*はじめに
 不整脈の進行
 不整脈の治療法
*よく認められる不整脈の診断および治療
 臨床所見
 頻拍性不整脈
 徐脈性不整脈
*抗不整脈薬
 ・群抗不整脈薬
 ・群抗不整脈薬:βアドレナリン遮断薬
 ・群抗不整脈薬
 ・群抗不整脈薬:カルシウム流入遮断薬
 抗コリン薬
 交感神経作動薬
 その他の薬剤

第5章 先天性心疾患
*はじめに
*心外性動静脈短絡
 動脈管開存
*心室流出路の閉塞
 大動脈弁下狭窄
 肺動脈狭窄
*心内短絡
 心室中隔欠損
 心房中隔欠損
*房室弁の奇形
 僧帽弁異形成
 三尖弁異形成
*チアノーゼを起こす心奇形
 ファロー四徴症
 逆流性短絡を伴う肺高血圧症
*その他の心血管系の異常
 血管輪の異常
 三房心
 心内膜線維弾性症
 その他の血管の異常

第6章 後天性弁膜症と心内膜症
*変性性房室弁膜症
 X線検査
 心電図検査
 心エコー検査
*感染性心内膜炎

第7章 犬の心筋疾患
*拡張型心筋症
 X線検査
 心電図検査
 心エコー検査
 臨床病理学的所見
 不顕性の拡張型心筋症
 臨床徴候を伴う拡張型心筋症
*不整脈源性右室心筋症
 ボクサーの心筋症
 ボクサー以外の不整脈源性右室心筋症
*二次性心筋疾患
 心筋毒
 代謝性と栄養欠乏
 虚血性心筋疾患
 頻拍誘発性心筋症
*肥大型心筋症
*心筋炎
 感染性心筋炎
 非感染性心筋炎
 外傷性心筋炎

第8章 猫の心筋疾患
*肥大型心筋症
 X線検査
 心電図検査
 心エコー検査
 無症候性肥大型心筋症
 臨床的に明らかな肥大型心筋症
  利尿薬治療
  急性うっ血性心不全に対するその他の治療法
 慢性難治性うっ血性心不全
*続発性肥大型心筋疾患
*拘束型心筋症
*拡張型心筋症
*その他の心筋疾患
 不整脈源性右室心筋症
 コルチコステロイド起因性心不全
 心筋炎

第9章 心膜疾患および心臓の腫瘍
*一般的な考察
*先天性心膜疾患
 腹膜心膜横隔膜ヘルニア
 その他の心膜奇形
*心嚢水貯留
 出血
 漏出液
 滲出液
 心タンポナーデ
 X線検査
 心電図検査
 心エコー検査
 臨床病理学的所見
 心膜穿刺
*収縮性心膜疾患
*心臓の腫瘍

第10章 犬糸状虫症
*一般的な考察
 犬糸状虫の生活環
 診断的検査
*犬の犬糸状虫症
 犬糸状虫症ではない肺高血圧
 X線検査
 心電図検査
 心エコー検査
 臨床病理学的所見
 治療前の評価
 成虫駆除薬による治療
 肺における合併症
 うっ血性右心不全
 大静脈症候群
 殺ミクロフィラリア薬による治療
 犬糸状虫症の予防
*猫の犬糸状虫症
 猫の犬糸状虫症の検査
 X線検査
 心エコー検査
 心電図検査
 その他の検査
 内科療法と合併症
 外科療法
 殺ミクロフィラリア薬による治療

第11章 動脈高血圧
*一般的な考察
*血圧測定
*高血圧治療薬
*高血圧による緊急治療

第12章 血栓塞栓症
*はじめに
*肺血栓塞栓症
*猫の全身性動脈血栓塞栓症
 動脈血栓塞栓症の予防
*犬の全身性動脈血栓塞栓症
 動脈血栓塞栓症の予防
*静脈血栓症

PART2 呼吸器疾患
Eleanor C. Hawkins

第13章 鼻疾患の臨床徴候
*はじめに
*鼻汁
*くしゃみ
 逆くしゃみ
*喘鳴
*顔面の変形

第14章 鼻腔と副鼻腔の検査
*鼻の画像診断
 X線検査
 CTおよびMRI検査
*鼻鏡検査
*鼻の生検:適応症と手技
 鼻腔スワブ
 鼻腔洗浄
 ピンチ生検
 鼻甲介切除
*鼻の培養検査:検体採取と判定

第15章 鼻腔の疾患
*猫の上部気道感染症
*細菌性鼻炎
*鼻の真菌症
 クリプトコックス症
 アスペルギルス症
*鼻腔の寄生虫
 鼻ダニ
 鼻毛頭虫症
*鼻咽頭ポリープ
*鼻の腫瘍
*アレルギー性鼻炎
*特発性鼻炎
 猫の慢性鼻副鼻腔炎
 犬の慢性鼻炎 / リンパ球形質細胞性鼻炎

第16章 喉頭と咽頭の疾患の臨床徴候
*臨床徴候
 喉頭
 咽頭
*犬と猫の喉頭疾患の鑑別診断
*犬と猫の咽頭疾患の鑑別診断

第17章 喉頭と咽頭の検査
*X線検査と超音波検査
*喉頭鏡検査と咽頭鏡検査

第18章 喉頭と咽頭の疾患
*喉頭麻痺
*短頭種気道症候群
*閉塞性喉頭炎
*喉頭の腫瘍

第19章 下部気道疾患の臨床徴候
*臨床徴候
 発咳
 運動不耐性と呼吸困難
*犬と猫の下部気道疾患の診断方法
 初期診断検査
 肺材料および特異的疾患に対する検査

第20章 下部気道の検査
*胸部X線検査
 一般原則
 気管
 肺
*血管造影
*超音波検査
*CT,MRI画像診断
*核医学画像検査
*寄生虫検査
*血清学的検査
*気管洗浄
 手技
 採取材料の取り扱い
 結果の解釈
*非気管支鏡下気管支肺胞洗浄(NB-BAL)
 猫におけるNB-BALの手技
 犬におけるNB-BALの手技
 BAL後の回復
 検体の取り扱い
 結果の解釈
 診断的有用性
*経胸的肺吸引と生検
 手技
*気管支鏡検査
 手技
*開胸あるいは胸腔鏡による肺生検
*血液ガス分析
 手技
 結果の解釈
*パルス酸素濃度測定
 測定法
 解釈

第21章 気管と気管支の疾患
*はじめに
*犬伝染性気管気管支炎
*犬の慢性気管支炎
 一般的な管理
 薬物療法
 合併症の管理
*猫の気管支炎(特発性)
 緊急時の安定化
 環境
 グルココルチコイド
 気管支拡張薬
 その他の可能性のある治療
 治療に対して反応がないとき
*気管虚脱および気管気管支軟化症
*アレルギー性気管支炎
*オスラー肺虫症

第22章 肺実質と血管の疾患
*ウイルス性肺炎
 犬インフルエンザ
 その他のウイルス性肺炎
*細菌性肺炎
*トキソプラズマ症
*真菌性肺炎
*肺の寄生虫
 Capillaria aerophila(肺毛細線虫)
 Paragonimus kellicotti(ケリコット肺吸虫)
 Aelurostrongylus abstrusus(猫肺虫)
 Crenosoma vulpis
*誤嚥性肺炎
*好酸球性肺疾患
 (好酸球性肺浸潤,好酸球性肺肉芽腫症)
*特発性間質性肺炎
 特発性肺線維症
*肺の腫瘍
*肺高血圧症
*肺血栓塞栓症
*肺水腫

第23章 胸腔と縦隔の疾患の臨床徴候
*はじめに
*胸水:貯留液の分類と診断法
 漏出液と変性漏出液
 化膿性滲出液と非化膿性滲出液
 乳び様胸水
 出血性胸水
 腫瘍性胸水
*気胸
*縦隔腫瘤
*縦隔気腫

第24章 胸腔と縦隔の検査
*X線検査
 胸腔
 縦隔
*超音波検査
*CT検査
*胸腔穿刺術
*胸腔チューブ:適応症と設置法
*胸腔鏡および開胸術

第25章 胸腔の疾患
*膿胸
*乳び胸
*自然気胸
*腫瘍性胸水

第26章 呼吸困難の救急管理
*はじめに
*大気道の疾患
 胸腔外(上部)気道閉塞
 胸腔内大気道閉塞
*肺実質の疾患
*胸腔の疾患

第27章 補助療法:酸素補給と換気
*酸素補給
 酸素マスク
 酸素フード
 鼻カテーテル
 経気管カテーテル
 気管内チューブ
 気管チューブ
 酸素ケージ
*換気補助


PART3 消化器疾患
Michael D. Willard

第28章 消化器疾患の臨床徴候
*嚥下困難,口臭,流涎
*吐出・嘔吐・喀出の鑑別
*吐出
*嘔吐
*吐血
*下痢
*血便
*メレナ
*しぶり
*便秘
*便失禁
*体重減少
*食欲不振
*腹水
*急性腹症
*腹部疼痛
*腹部膨満

第29章 消化器疾患の診断のための検査
*身体検査
*一般的な臨床検査
 一般血液検査
 血液凝固系検査
 血液化学検査
 尿検査
*糞便の寄生虫検査
*糞便の消化試験
*その他の糞便検査
*糞便の細菌培養
*糞便の細胞診
*消化管のX線検査
*消化管の超音波検査
*口腔・咽頭・食道の画像検査
 適応症
 食道の画像検査の適応
*胃・小腸の画像検査
 造影剤を用いない腹部X線画像検査の適応
 胃および小腸の超音波検査の適応
 胃の造影X線検査法の適応
 小腸の造影X線検査法の適応
 バリウム注腸造影法の適応
*腹水検査
*消化試験と吸収試験
*ビタミンの血清濃度
*消化器疾患のためのその他の特殊な検査
*内視鏡検査
*生検の手技と標本の処理
 針吸引生検
 内視鏡生検
 全層生検

第30章 治療の一般原則
*輸液療法
*栄養管理
 特別な栄養補給
 経腸栄養のための特別な食物
 経静脈栄養
*制吐薬
*制酸薬
*腸粘膜保護薬
*消化酵素の補充
*消化管運動調節薬
*抗炎症薬と抗分泌薬
*抗菌薬
*プロバイオティクス / プレバイオティクス
*駆虫薬
*浣腸,緩下薬,瀉下薬

第31章 口腔,咽頭,食道の疾患
*口腔咽頭部の腫瘤性病変,増殖性疾患,および炎症
 唾液腺嚢腫
 唾液腺炎 / 唾液腺症 / 唾液腺壊死
 犬の口腔内腫瘤
 猫の口腔内腫瘤
 猫の好酸球性肉芽腫
 歯肉炎 / 歯周炎
 口内炎
 猫のリンパ球形質細胞性歯肉炎 / 咽頭炎
*嚥下障害
 咀嚼筋炎 / 萎縮性筋炎
 輪状咽頭アカラシア / 機能不全
 咽頭嚥下障害
*食道脆弱症(アトニー) / 巨大食道症
 先天性食道脆弱症(アトニー)
 後天性食道脆弱症(アトニー)
 食道炎
 裂孔ヘルニア
 自律神経失調症
*食道閉塞
 血管輪異常
 食道内異物
 食道の瘢痕
 食道の腫瘍

第32章 胃の疾患
*胃炎
*急性胃炎
*出血性胃腸炎
*慢性胃炎
*ヘリコバクター関連疾患
*ラーラ胃虫(Physaloptera rara)
*猫胃虫(Ollulanus tricuspis)
*胃流出路の閉塞 / 胃停滞症
 良性幽門筋肥大(幽門狭窄)
 胃前庭粘膜過形成
 胃内異物
 胃拡張 / 捻転
 部分的または間欠的胃捻転
 特発性胃運動低下症
 胆汁嘔吐症候群
*胃腸の潰瘍 / びらん
*胃の浸潤性疾患
 腫瘍
 ピシウム症

第33章 腸の疾患
*急性下痢
 急性腸炎
 腸毒(エンテロトキシン)血症
 食物誘発性下痢
*感染性下痢
 犬パルボウイルス性腸炎
 猫パルボウイルス性腸炎
 犬コロナウイルス性腸炎
 猫コロナウイルス性腸炎
 猫白血病ウイルス関連性汎白血球減少症様症候群 
  (骨髄芽球減少症)
 猫免疫不全ウイルス関連性下痢
 サケ中毒 / エロコミン吸虫熱
*細菌性疾患:共通項目
 カンピロバクター症
 サルモネラ症
 クロストリジウム感染症
 その他の細菌
 ヒストプラズマ症
 プロトテカ症
*消化管内寄生虫
 鞭虫
 回虫
 鉤虫
 条虫
 糞線虫症
 コクシジウム症
 クリプトスポリジウム症
 ジアルジア症
 トリコモナス症
 ヘテロビルハルツ症
*消化不良性疾患
 膵外分泌不全症
*吸収不良性疾患
 抗生剤反応性腸症
 食事反応性疾患
 小腸の炎症性腸疾患
 大腸の炎症性腸疾患
 肉芽腫性腸炎 / 胃炎
 バセンジーの免疫増殖性腸症
 チャイニーズ・シャー・ペイの腸症
*蛋白喪失性腸症
 蛋白喪失性腸症の原因
 腸リンパ管拡張症
 ソフトコーテッド・ウィートン・テリアの蛋白喪失性腸症
*機能性腸症
 過敏性腸症候群
*腸閉塞
 単純腸閉塞
 嵌頓腸閉塞
 腸間膜捻転 / 腸捻転
 線状異物
 重積
*その他の腸疾患
 短腸症候群
*小腸の腫瘍
 消化器型リンパ腫
 消化管腺癌
 消化管平滑筋腫 / 平滑筋肉腫
*大腸炎
 急性結腸炎 / 直腸炎
 慢性結腸炎
*大腸の重積 / 脱出
 盲腸結腸重積
 直腸脱
*大腸の腫瘍
 腺癌
 直腸ポリープ
*その他の大腸疾患
 ピシウム症
*会陰 / 肛門周囲の疾患
 会陰ヘルニア
 肛門周囲瘻
 肛門嚢炎
*肛門周囲の腫瘍
 肛門嚢(アポクリン腺)腺癌
 肛門周囲腺腫
*便秘
 骨盤骨折の不整治癒による骨盤腔閉塞
 良性直腸狭窄
 便秘を引き起こす不適切な食物
 特発性巨大結腸症

第34章 腹膜の疾患
*炎症性疾患
 化膿性腹膜炎
 硬化性被嚢性腹膜炎
*血腹
 腹腔内血管肉腫
*その他の腹膜疾患
 腹部癌腫症
 中皮腫
 猫伝染性腹膜炎

PART4 肝臓・胆道・膵外分泌疾患
Penny J. Watson and Susan E. Bunch

第35章 肝胆道系の疾患の臨床徴候
*はじめに
*腹囲膨満
 臓器腫大
 腹水貯留
 腹部の筋緊張低下
*黄疸,ビリルビン尿,便の色の変化
*肝性脳症
*血液凝固障害
*多飲(渇)と多尿

第36章 肝胆道系の検査
*診断へのアプローチ
*診断のための検査
 肝胆道系の状態を評価するための検査
 肝胆道系の機能検査
 尿検査
 糞便検査
 腹腔穿刺 / 腹水検査
 一般血液検査
 血液凝固系検査
*画像診断
 X線検査
 超音波検査
 シンチグラフィ
*肝生検

第37章 猫の肝胆道系疾患
*はじめに
*肝リピドーシス
 原発性肝リピドーシス
 二次性肝リピドーシス
*胆道系疾患
 胆管炎
 胆嚢炎
 胆管嚢胞
*肝外胆管閉塞
*肝アミロイド症
*腫瘍
*先天性門脈体循環シャント
*肝胆道系感染
*中毒性肝症
*猫の全身性疾患に併発する肝胆道系疾患

第38章 犬の肝胆道系疾患
*はじめに
*慢性肝炎
 特発性慢性肝炎
 銅蓄積症
 犬の慢性肝炎の感染性要因
 小葉解離性肝炎
 慢性肝炎の毒物性要因
*急性肝炎
*胆道系疾患
 胆管炎と胆嚢炎
 胆嚢粘液嚢腫
 肝外胆管閉塞
 胆汁性腹膜炎
*先天性血管異常
 門脈圧の低下を伴う先天性血管異常:先天性門脈体循環シャント
 門脈圧の上昇を伴う先天性血管異常
*肝臓の限局性病変
 膿瘍
 結節性過形成
 腫瘍
*肝皮膚症候群 / 表在性壊死性皮膚炎
*二次性肝障害
 肝細胞空胞変性
 肝臓のうっ血 / 水腫
 非特異的な反応性肝炎

第39章 肝疾患と肝不全の合併症の治療
*全体的な考え方
*肝性脳症
 慢性肝性脳症
 急性肝性脳症
*門脈圧亢進症
 内臓うっ血と消化管潰瘍
 腹水
*血液凝固異常
*蛋白質カロリー欠乏

第40章 膵外分泌疾患
*全体的な考え方
*膵炎
 急性膵炎
 慢性膵炎
*膵外分泌不全症
*膵外分泌腺の腫瘍
*膵膿瘍,膵嚢胞,膵偽嚢胞

PART5 泌尿器疾患
Gregory F.Grauer

第41章 泌尿器疾患の臨床徴候
*はじめに
 頻尿と(有痛)排尿困難
 尿道閉塞
 尿路感染
 移行上皮癌
 尿石症
 猫の下部尿路疾患
 血尿
*排尿障害
 初期評価
 薬理学的検査と治療
 拡張した膀胱
 正常以下もしくは正常な大きさの膀胱
*多飲多尿
*蛋白尿
*高窒素血症
*腎腫大

第42章 泌尿器系の検査
*腎臓の排泄機能
 糸球体濾過率
 分画クリアランス
*蛋白尿の定量
*血漿浸透圧,尿浸透圧,水制限試験,外因性抗利尿ホルモンに対する反応
*膀胱と尿道の機能
*細菌の抗菌薬感受性試験
*画像診断
*膀胱鏡検査
*腎生検

第43章 糸球体腎症
*病因と病態生理
*臨床徴候
*診断
*治療
*モニタリング
*予後

第44章 急性腎不全および慢性腎臓病
*急性腎不全
 病因と病理発生
 臨床徴候および診断
 急性腎傷害 / 腎不全の危険因子
 急性腎傷害 / 腎不全を起こす危険性のある症例のモニター法
 急性腎不全の治療
*慢性腎臓病
 病因と病理発生
 臨床徴候および診断
 慢性腎臓病の病期
 追加検査と治療

第45章 尿路感染症
*尿路感染症
 病因と発症機構
 宿主防御機構
 単純な尿路感染症と複雑な尿路感染症
 再発と再感染
 臨床症状
 治療

第46章 犬の尿石症
*全体的な考察
 病因と発症機構
 臨床症状および診断
 治療
*尿石症症例のモニター法

第47章 猫の下部尿路疾患
*病因と発症機序
*臨床徴候と診断
*治療

第48章 排尿障害
*排尿の生理学
 排尿障害の病因と臨床症状
*拡張した膀胱
*小さい膀胱または正常な大きさの膀胱
 診断
*初期評価
*薬理学的検査
 治療
*下位運動ニューロン障害
*上位運動ニューロン障害
*反射性筋失調
*機能的尿道閉塞
*尿道括約筋不全症
*排尿筋の過剰収縮
*先天性疾患
*解剖学的尿道閉塞
 予後


総監修:Richard W. Nelson,
    C. Guillermo Couto
監訳:長谷川篤彦(東京大学名誉教授)
   辻本 元(東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授)
出版:エデュワードプレス
サイズ:A4変形判 上製本 第1章~第48章 824頁
発行年月日:2011年08月25日
ISBN:978-4-89995-588-7