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【SOLD OUT】サンダースVC Vol.1-4 歯科学
《00001104》


販売価格: ¥ 16,500円(税込)


ゆるぎない信頼が証明する『VETERINARY CLINICS シリーズ』最新2005年版の日本語版登場!!

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毎号、テーマを絞り、最新の臨床見知・臨床情報・エビデンスを提供。

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◆注目されるエビデンスが豊富!!
臨床症例発表・学術発表の参考文献として多くの先生方がこの本の価値を認めています。


目次
■はじめに(Steven E. Holmstrom)

■監訳のことば(藤田桂一)

■1:獣医歯科診療における犬猫の口腔解剖学(Marco A. Gioso,Vanessa G.G. Carvalho)

 解剖学の学習は,どのような種類の外科処置および内科処置を遂行する場合にも,また動物の生理や疾患を理解する場合にも重要である。これは獣医歯科学においても同様である。口腔解剖学の学習は,獣医師があらゆる種類の外科処置をより迅速に,また組織への損傷をより少なくして実施する上で役に立ち,特に口腔の大手術の場合に有用となる。実際は,外科的適用によって直接身に付ける方が,解剖学の理解は容易である。本章では犬と猫の口腔解剖学の必須事項を,獣医師が指針として利用できる歯科処置と関連づけて解説する。

■2:獣医療におけるオーラルヘルスケアのゴールドスタンダード(Benjamin Colmery III)

 獣医歯科学は,今や消費者が自分のペットに対する可能なかぎり最良なオーラルヘルスケア(口腔ケア)の提供を要求し,期待するまでに進化してきた。ゴールドスタンダードは,オーラルヘルスケアを提供するすべての動物病院にとって達成可能な目標である。その提供システムを向上させる道を選んだ動物病院は,必ず報われることになる。

■3:獣医小児歯科学(Fraser A. Hale)

■4:歯周病の管理:選択肢の理解(Colin E. Harvey)

 歯周病は,人に飼われている犬と猫に発生する疾患として最も一般的なものである。そして,その局所的な重篤度と他の身体部分に対する影響を考えると,すべてのコンパニオンアニマル患者には来院ごとの口腔検査が必要であるといえる。本章では,効果的な歯周管理計画を個々の患者に合わせて策定できるバックグラウンドとしての情報を提供する。

■5:歯内治療学の基礎(Brook A. Niemiec)

■6:小動物矯正歯科学の基礎(Thoulton W. Surgeon)

 矯正歯科学の教義を支配する基本的な原理と概念を見ていく。歯の動きは主として歯周靭帯(歯根膜)を介して生じる。歯周靭帯が延びると骨の付着成長が起こり,逆に圧迫がある部分では骨の吸収が起こる。対象となった歯は力の方向に動く。矯正歯科医は,一般的な倫理ガイドラインと患者の機能的ニーズを認識しておかなければならない。

■7:歯肉口内炎(Kenneth F. Lyon)

■8:家猫における歯牙吸収の病因に関する最新情報(Alexander M. Reiter, John R. Lewis, Ayako Okuda)

 猫の破歯細胞吸収病変(feline odontoclastic resorptive lesion:FORL)がみられる猫においてはビタミンD活性が上昇しているという最近の所見に基づき,本章では,FORLの病因として考えられるものに関してさらなる手がかりを提供する。FORLの顕微鏡的特徴と猫の永久歯のその他の特性を,他の動物種における実験的研究から得られた病理学的所見と比較する。実験動物にビタミンDまたはビタミンD代謝物を過剰投与すると,歯牙および歯周組織にFORLの猫の歯の組織病理学的特徴とよく似た変化が生じた。慢性的な食餌からのビタミンDの過剰摂取が,長く追い求められてきた家猫の複数歯の吸収の原因となっている可能性がある。本章は,猫における特発性高カルシウム血症と腎疾患に関する将来の研究の基礎にもなるかもしれない。

■9:猫の歯牙吸収病変のX線評価と治療(Gregg A. DuPont)

■10:単純および外科的抜歯術(Linda J. DeBowes)

■11:顎顔面骨折の整復(Loïc LEGENDRE)

■12:下顎骨切除術と上顎骨切除術(Frank J.M. Verstraete)

■13:口腔および歯科処置のための領域麻酔と無痛法(Judy Rochette)

 領域麻酔と無痛法は,飼い主,患者,および臨床医にとって有益であり,その利用はケアの標準となりつつある。疼痛の発生に関わる過程に精通していると,予防的,複合的無痛法の有益性を理解する上で役に立つ。局所麻酔ブロックを治療計画の鍵となる要素とし,それにオピオイド,非ステロイド系抗炎症薬,N-メチル-D-アスパラギン酸受容体拮抗薬,その他の治療法を組み合わせる。歯科および口腔外科で一般に用いられている神経ブロックには,眼窩下,上顎,頤(オトガイ),および下顎神経ブロックがある。

■14:付録:症例記録用のAmerican Veterinary Dental College承認の略語(Steven E. Holmstrom)
■関連商品
・ Vol.1-1 最新・猫の臨床医学
・ Vol.1-2 犬と猫の救急医療
・ Vol.1-3 犬と猫の老齢医学
・ Vol.1-5 犬と猫の整形外科学
・ Vol.1-6 リハビリテーションと理学療法


監訳:藤田桂一(フジタ動物病院 院長)
出版:エデュワードプレス
サイズ:B5判 上製本 280頁 4色カラー
発行年月日:2006年02月24日
ISBN:4-899-95369-0