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サンダースVC Vol.2-1 犬と猫の最新・皮膚科学
《00001107》
販売価格: ¥ 16,500円(税込)
ゆるぎない信頼が証明する『VETERINARY CLINICS シリーズ』最新2006年版の日本語版登場!!
雑誌がもつフットワークの良さ、書籍がもつ内容の深さ…その両方を兼ね備え、万が一の状況に備えます。 世界中で愛され続けている臨床家の指南書として…。 臨床家が知っておくべき基礎的内容から、最新の情報までをバランスよく網羅。忙しい診療の合間に、効率の良い情報収集をVCがサポートします 絶え間なく新しい疾患が見つかり、治療法も開発されている皮膚科学の世界において、本書は重要な皮膚科疾患の認識と管理に関する最新の情報を提供することを目的としている。皮膚T細胞リンパ種のDDS療法といった、まさに「最新」と呼ぶにふさわしい章、またアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの最新情報、ジャーマン・シェパード・ドッグの膿皮症など、臨床で遭遇した際、困惑し得る疾患に焦点をあてている。
目次
■はじめに
■監訳者のことば 増田 健一
■1章 獣医皮膚科学における疼痛管理と麻酔
*侵害受容に関する概念
*局所麻酔
*局所および領域鎮痛
*薬物療法
*オピロイド類
*非ステロイド系抗炎症薬
*α2作動薬
*補助鎮痛薬
*N-メチル-D-アスパラギン酸塩作動薬
*ガバペンチン
*代替療法
*使用例
*皮内アレルギー検査のための麻酔
*まとめ
*参考文献
■2章 獣医皮膚科学におけるレーザー
*レーザーの歴史
*レーザーの働き方
*獣医療におけるレーザー
*レーザー使用における注意点
*CO2レーザーの利点と欠点
*まとめ
*参考文献
■3章 獣医皮膚科学の最新治療法
*抗ウイルス療法および増殖抑制療法
*ホルモン調節療法
*免疫調節療法
*抗真菌療法
*抗菌療法
*駆虫療法
*まとめ
*参考文献
■4章 動物保護施設における動物の皮膚疾患 :
よくある疾患のトリアージと推奨治療法
*保護施設医療での皮膚科:入門編
*皮膚だけを診て皮膚科患者に取り組む
*よくみられる皮膚疾患と特に言及すべき疾患のための治療プロトコル
*参考文献
■5章 動物保護施設における皮膚糸状菌症の管理および推奨治療法
*病因
*感染の病原
*診断検査に焦点を絞る動物保護施設
*治療決定への真菌培養の結果
*感染動物の治療推奨案
*環境汚染
*参考文献
■6章 猫の顔面における皮膚疾患
*ウイルス性皮膚疾患
*真菌性皮膚疾患
*寄生虫性皮膚疾患
*アレルギー性皮膚疾患
*好酸球性肉芽腫
*自己免疫性皮膚疾患
*腫瘍性 / 前腫瘍性皮膚疾患
*その他
*まとめ
*参考文献
■7章 犬と猫における好酸球性皮膚疾患
*好酸球性皮膚症
*好酸球性肉芽腫症候群
*蚊咬傷過敏症
*猫ヘルペスウイルス皮膚炎および口内炎
*犬の顔面の好酸球性毛包炎およびせつ腫症
*犬の浮腫を伴う好酸球性皮膚炎(ウェルズ症候群)
*まとめ
*参考文献
■8章 アトピー : 新たな標的と治療法
*IgE, Ⅰ型過敏症, その調節
*リンパ球, サイトカイン, ケモカインの不均衡と調節
*神経ペプチドとその調節
*バリア機能, その正常化, アレルゲン曝露の減少
*今後のための新たな治療法
*まとめ
*参考文献
■9章 食物アレルギー : 病因、診断、治療の最新情報
*病因
*診断
*管理
*今後の検討事項
*参考文献
■10章 細菌性皮膚疾患 : 病理発生と管理に関する最新の考察
*皮膚の細菌叢:概要
*新奇病原体
*細菌感染症
*治療
*人獣共通感染の概念
*まとめ
*参考文献
■11章 ジャーマン・シェパード・ドッグ膿皮症
*病態生理
*病歴および病相
*臨床症状
*診断
*診断手順と治療
*まとめ
*参考文献
■12章 犬の表皮向性皮膚T細胞リンパ腫の管理に関する最新情報
*皮膚指向性治療
*疾患修飾性薬
*全身性化学療法
*複合的および支持的治療
*人におけるその他の治療法
*まとめ
*参考文献
■13章 犬の毛包虫症に関する最新情報
*Demodex mites(ニキビダニ)
*臨床疾患
*病理発生
*診断
*治療
*まとめ
*参考文献
■14章 皮脂腺炎
*皮脂腺
*病因
*病相
*臨床症状
*診断
*組織病理学
*治療
*参考文献
■15章 水疱性皮膚狼瘡
*病歴および臨床所見
*臨床的および外科的病理所見
*免疫病理学的所見
*治療
*まとめ
*参考文献
監訳:増田 健一(理化学研究所)
出版:エデュワードプレス
サイズ:B5判 フルカラー 266頁
発行年月日:2006年09月20日
ISBN:4-899-95403-4