まずはここから!皮膚疾患を正しく評価するためにマスターしたい3つのステップをピックアップ!
-
ステップ1皮疹の観察:総論(第1章)
─「正確な皮疹の把握に則り鑑別疾患をあげる」
皮疹の色・形状・発疹パターンから考えられる鑑別疾患すべては、この総論を参考に挙げていくことができます。写真・イラスト・表で臨床家を優しくナビゲートし、視診および触診をする際のポイントを解説していきます。
-
ステップ2皮疹の観察:各論(第2章~第9章)
─「なぜその皮疹になるのか。その根本を詳細から考察」
総論で挙げられた鑑別疾患は、この各論にて1つずつ検討していくことができます。病変ごとの特徴や分類を簡潔に説明し、その原因となる鑑別疾患の解説で、より適切な診断アプローチに進むことができます。
-
ステップ3カルテの記入(第10章~第14章)
─日頃から、意識的に皮疹の評価およびカルテの正確な性状の記載に取り組むことが、皮膚科診療のスキルアップに繋がる。
第三者が見た際に、鑑別疾患が想起しやすい記載方法のポイントを解説します。10パターンの病変を、実際の症例写真と合わせて記入例を紹介!写真とイラストを照らし合わせることができるので、正しい記入法が一目瞭然です。
皮疹の観察
- 第1章:はじめに
- 第2章:色調の変化
- 第3章:隆起性病変(丘疹,結節,腫瘤)
- 第4章:内腔を伴う隆起性病変(水疱,囊腫,膿疱)
- 第5章:欠損性変化を伴う病変①(びらん,潰瘍)
- 第6章:欠損性変化を伴う病変②(瘢痕)
- 第7章:面皰
- 第8章:脱毛(非炎症性脱毛)
- 第9章:膨疹・血管浮腫
カルテの記入
- 第10章:カルテの表記方法
- 第11章:カルテのトラブルシューティング
- 第12章:皮疹を評価してみよう①
- 第13章:皮疹を評価してみよう②
- 第14章:皮膚病変を撮影してみよう