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CLINIC NOTE BOOKS ベーシック診療 犬と猫の消化管
《10004189》


販売価格: ¥ 18,700円(税込)


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<CONTENTS>
はじめに
編集・監修・執筆者 一覧
略語一覧

第1章 一次診療の必須テクニック
1.検査に入る前に〈大野耕一〉
・消化管疾患を疑うとき:徴候の定義と見極め
・検査の進め方
2.問診・身体検査〈大野耕一〉
・問診でわかること
・身体検査でわかること
・主な消化器徴候に対する問診・身体検査のポイントとおよび鑑別疾患
3.糞便検査〈横山 望〉
・はじめに
・糞便検査の原則
・糞便の採取方法と取り扱い
・一般性状検査
・感染症検査(寄生虫,その他)
4.血液検査〈中川泰輔〉
・はじめに
・全血球計算(CBC)
・血液化学検査
・凝固線溶系検査
・その他の血液検査
5.画像検査〈横山 望〉
はじめに
・単純X 線検査
・造影X線検査
・消化管の超音波検査
CT 検査を依頼するとき
6.内視鏡テクニックと栄養チューブの設置〈中川泰輔〉
・内視鏡検査を実施(依頼)するとき
・内視鏡検査による異物除去の適応
・内視鏡下生検の適応
・挿入と観察の概要
・消化管の観察
・異物摘出
・内視鏡下生検法
・栄養チューブの設置
・食道瘻チューブ
・胃瘻チューブ
7.貯留液検査と消化管 FNA╱細胞診
腹水採取とFNA の手技〈中川泰輔〉
・腹水採取の適応と注意点
・消化管FNA の適応と注意点
・手技
細胞診の基本〈坪井雅也〉
・腹水の細胞診
・消化管FNA による細胞診
8.必須手術手技〈木之下怜平〉
・腸の開腹下全層生検
・異物摘除(胃,小腸)
9.一般的な内科療法
食事/栄養療法の考え方〈大野耕一〉
・消化器疾患における食事の重要性
・急性の嘔吐・下痢に対する食事
・慢性の下痢・嘔吐に対する食事
・便秘に対する食事
輸液療法の基本〈若槻あゆみ〉
・はじめに
・体液の組成と分布
・輸液製剤の種類と選択
・水分の補正
・電解質の補正
・酸塩基平衡異常の是正
・下痢の場合の輸液療法
・嘔吐の場合の輸液療法
代表的な消化器疾患治療薬〈大野耕一〉
・消化管運動機能改善薬(プロカイネティクス)
・胃酸分泌抑制薬
・胃粘膜保護薬,制酸薬
・制吐薬
・食欲増進薬
・催吐薬
・止瀉薬と整腸薬
・抗菌薬,駆虫薬
・抗炎症薬と免疫抑制薬
・便秘薬・下剤

第2章 代表的な疾患のケーススタディ
1.吐出
・ケース1 難治性食道狭窄の犬〈大野耕一〉
・ケース2 特発性巨大食道症の犬〈中川泰輔〉
・ケース3 食道裂孔ヘルニアの猫〈横山 望〉
・ケース4 食道内異物の犬〈大野耕一〉
2.嘔吐・食欲不振
・ケース5 毛球症と急性胃炎の猫〈大野耕一〉
・ケース6 ヘリコバクター感染をともなった慢性胃炎の犬〈大野耕一〉
・ケース7 胃内異物の犬〈横山 望〉
・ケース8 小腸内異物の猫〈横山 望〉
・ケース9 犬の線状異物〈横山 望〉
・ケース10 胃腺癌の犬〈横山 望〉
・ケース11 猫の消化管好酸球性硬化性線維増殖症〈中川泰輔〉
・ケース12 胃拡張捻転症候群の犬〈中村篤史〉
・ケース13 胃のびらん・潰瘍を認めた猫〈中川泰輔〉
3.小腸性下痢・体重減少
・ケース14 好酸球性腸炎を合併した膵外分泌不全の犬〈大野耕一〉
・ケース15 炎症性腸疾患(IBD)の犬〈中川泰輔〉
・ケース16 犬のジアルジア感染症の一例〈横山 望〉
・ケース17 大細胞性消化器型リンパ腫の犬〈中川泰輔〉
・ケース18 小細胞性消化器型リンパ腫の猫〈中川泰輔〉
4.腹水
・ケース19 腸リンパ管拡張症の犬〈中川泰輔〉
・ケース20 難治性のタンパク喪失性腸症の犬〈大野耕一〉
・ケース21 消化管穿孔を呈した犬〈中川泰輔〉
5.大腸性下痢・しぶり・排便困難
・ケース22 食事(繊維)反応性腸症の猫〈大野耕一〉
・ケース23 トリコモナス症の猫〈大野耕一〉
・ケース24 犬の抗菌薬反応性腸症と慢性大腸炎〈横山 望〉
・ケース25 犬の炎症性結直腸ポリープ〈横山 望〉
・ケース26 巨大結腸症の猫〈服部 幸〉

第3章 消化器疾患で使用する代表的な薬物
1. 薬剤一覧〈倉茂晃子〉

付録 消化器の血液検査の基準値

<column>
1章
・品種と消化器疾患〈大野耕一〉
・救急における重度消化管疾患の身体検査〈中村篤史〉
・糞便感染検査と試験的治療〈横山 望〉
・吐物検査〈横山 望〉
・病理組織学的検査結果をどう読む〈中川泰輔〉
・リンパ球クローナリティ検査とは?〈中川泰輔〉
2 章
・食道狭窄の原因〈大野耕一〉
・食道狭窄の予後〈大野耕一〉
・難治性食道狭窄における食道チューブ設置〈大野耕一〉
・巨大食道症と重症筋無力症 〈中川泰輔〉
・巨大食道症の予後〈中川泰輔〉
・胃酸分泌抑制薬の選択〈大野耕一〉
・猫の食欲刺激薬の注意点〈大野耕一〉
・へリコバクター感染の検査〈大野耕一〉
・胃内で認められる細菌〈大野耕一〉
・ジャック・ラッセル・テリアの消化管多発性ポリープ〈横山 望〉
・犬の幽門狭窄〈中川泰輔〉
・重度のショックを認めている場合の輸液治療〈中村篤史〉
・経口胃チューブでの胃洗浄処置〈中村篤史〉
・胃固定術の概要〈中村篤史〉
・膵外分泌不全の検査について〈大野耕一〉
・好酸球性腸炎について〈大野耕一〉
・寄生虫性腸炎に対する治療薬〈横山 望〉
・大細胞性リンパ腫と小細胞性リンパ腫〈中川泰輔〉
・猫のLGLリンパ腫〈中川泰輔〉
・腸リンパ管拡張症と超低脂肪食〈中川泰輔〉
・PLE の犬の病理組織の特徴と食事療法について〈大野耕一〉
・リンパ管拡張症の原因と心疾患について〈大野耕一〉
・犬のリンパ球クローナリティ検査の解釈〈中川泰輔〉
・消化管感染症に対するPCR 検査について〈大野耕一〉
・猫の抗菌薬反応性腸症〈ARE〉について 〈大野耕一〉
・食物繊維と腸内細菌叢について〈大野耕一〉
・無麻酔下の結腸内視鏡検査〈大野耕一〉
・ロニダゾール 使用上の注意と副作用〈大野耕一〉
・トリコモナス症と猫の品種   〈大野耕一〉
・ポリペクトミーとアルゴンプラズマ凝固(APC)〈横山 望〉
・トイレ環境の整備〈服部 幸〉
・可溶性繊維と腸内細菌叢〈服部 幸〉

さくいん
編集・監修・執筆者 紹介


編集・監修・執筆者:大野耕一
主執筆者(五十音順):中川泰輔、横山 望
執筆者(五十音順):木之下怜平、倉茂晃子、坪井誠也、中村篤史、服部 幸、若槻あゆみ
仕様:B5判/並製/397頁
発行年月日:2021年6月30日
ISBN:978-4-86671-153-9